日記

東松山 長谷部ガソリンスタンド

こんばんは 副住です。
今日は私にとって悲しいお知らせです。
西照寺の近くの目印であったガソリンスタンド「長谷部石油」が本日をもって閉店いたしました。

法改正により、スタンドのガソリン貯蔵タンクの交換が義務化されたことに伴うものです。
タンクを入れ替えるのに1000万以上必要である中、採算状況も予測しての閉店だそうです。
スタンドを経営してきたおじさんから伺いました。(タンクの整備などチェックは欠かさず行なってきたようですが、新法案では、古いタンクは新品に交換が義務化された模様です)
閉店に際し、400人くらいの方々との強く築かれた関係が失われるのだそうです。
お互い(私とおじさん)寂しいね。と話してました。
「長谷部石油」とは西照寺がこの地に移転してきた時(今から30年以上前)からのお付き合いです。
常連なので、困った時には特別扱いしてもらいました。(今だから言えるけど)
あの大震災の際には、流通の問題でガソリンが手に入りませんでした。お参りや外出に困りました。
そんな時、こっそりガソリンを補充してくれました。それも、日頃からの強いお付き合い関係があったからだったと思っています。とても助かりました。
困った時に支え合うことができる関係が、日頃からのお付き合いの賜物であったと振り返ります。ありがとうございました。
個人的に、いつかはこの関係にも終わりの時がくるのだろうなと思っていたのですが、いざおとずれると悲しいものです。
長谷部石油最後の今日、スタンドのおじさんとおばさんにお礼を言いに行ってきました。(僕の後に住職も行ってきたようです)
「長い間お世話になりました。本当に助かりました」感極まった瞬間でした。
最後の給油をしてもらい記念の写真も数枚とってきました。
アップするので、見てあげてください。

(目印だった看板)

(最後の給油機)