日記

後輩との関係②

こんばんは 副住です。
私が博士課程にすすみ 始めてのゼミがありました。たまたま私は私用で ゼミを休み北海道におりました。するとゼミを終えた一学年下の後輩から電話が入りました。「先輩、大変な後輩とコンビを組まされましたよ!」と笑いながら伝えられました。
博士と修士、合同のゼミでは、二人一組のペアを組まされ 研究を行い、ゼミで発表という流れでした。年度始めのゼミだったので、教授よりペアが発表されたのでした。
後輩の話だと、私のコンビ相手は早稲田でロシア文学を専攻してたようで、身なりもマフィアみたいな格好、だけど顔は日本人の怖い系。しかも無口で 態度も横柄っぽいよ。との事でした。
私はそれを聞いて、ゼミに行きたくなくなりました。京都に帰宅後、仕方なくコンビの後輩と待ち合わせました。会ってみると、確かに無愛想で横柄。先輩であるはずの私に いきなり「○○くん」とくんづけで呼んでくる。「なんなんだ、こいつ」と思いながら 機嫌をとるように配慮する私。その後、その後輩の生い立ちを聞いて、無愛想で横柄な性格に納得。彼は高校時代、グレてた人で、高校も中退してました。暴走族だったようです。しかし、途中で人生を考え直し 高校に入り直し猛勉強して早稲田に入ったのでした。さらにおかしな奴だと思ったことは、小さな頃より死んだらどうなるのか?と真剣に悩んでいたというのです。しかしご両親をはじめ色々な人に そのことを質問したら、死ぬことなんか考えないで ちゃんと生きなさい!と言われるばかりで、悩みに真剣に向き合ってもらえない寂しさよりグレていったとの事でした。早稲田に行ったけど、やはりその疑問は解決できず、たまたま浄土真宗の教えと出会い、龍大の大学院に入学してきたと
いうことでした。
ある意味、面倒くさそうな後輩とコンビを組むことを覚悟した瞬間でした。
続きは明日