日記

犬種 ラサープソ 19年 介護生活

こんばんは 副住です。
今日もいいお天気でしたね。私はお寺で溜まった雑務をしておりました。
本当に仕事ってたまりますね。まだ終わりません。
風邪もだんだんと喉の痛みがでてきており、嫌な感じです。
さて、今日は西照寺住職家が飼っている犬のお話です。
ラサープソという犬種のようで、昔のダライラマが飼っていた犬がそうらしいです。
チベットが舞台だった映画(確か、ブラッドピットがでていた)でも、ダライラマ法王の犬としてラサープソがでてました。
あまり有名ではなさそうな犬種ですが、そんな犬を飼ってます。
(というのも、私が通った近くの中学の正門前に、ラサープソを繁殖している家があって、たまたま見かけて可愛さのあまり飼ったとのことです)
名前はプリンといいいます。女の子です。
プリンは私が京都の大学にいくことになり、家族が減ることで、私が京都にいった直後に飼った犬です。
ですから、もう18年西照寺におります。西照寺で飼い始めたのが4月でして、その前に生まれているので
4月を迎えると19歳を超えることになります。
すでに耳は聞こえないようです。大声で名前を呼んでも振り向きもしません。
(もし、聞こえていて、無視されてたとしたら嫌な感じですね(笑))
目も見えないようです。(白くなっているので、白内障でしょう)
鼻も臭わなさそうです。
年をとりすぎて、色んな機能がおちてくるのですね。
ただ、まだ歩けます。もちろん、腰が曲がっていて、あまりまっすぐ歩けません。
同じところをクルクルと回るだけです。
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たまにヨロヨロと斜めに歩いたりしております。
目が見えないのでしょう、障害物にぶつかります。
縁石につまずき横転します。横転するともう立てません。
しかし、驚くことは食欲は凄いのです。
すでに自分だけでは食べられません。鼻が効かないのでしょう、餌がどこにあるかわからないようです。
なので、餌を顔まで近づけるのです。すると突然ガッツキ始めます。
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歯はほぼないので、舌で舐めてたべる。あるいは飲み込むという感じです。
生きるってこういうことなんだな。と思わされます。
近年、我が家は老犬介護をしている状況です。人間でいえば100歳前後になるのでしょうから、すごいと思います。
本当に。でも介護は疲れます。犬の介護でもこれほど労力と気を使うのですからね。