日記

事前のストレス・事後の充実

こんにちは 副住です。
昨夜は結局23時すぎに自宅に帰れました。
昨日は、埼玉県の狭山市の次に、東京都港区の三田という場所まで移動せねばならないスケジュールでした。
どちらも、お寺の行事で、私がお話をさせていただくご縁でありました。
双方、話の開始時間が設定されており、移動時間を考えると、ギリギリのスケジュールだったのです。
そこで自宅から狭山市までは車で、その後、時間の正確さを考え、狭山の駅に車を停め、電車で移動するという交通手段を選択しました。
特に電車の発車時間と乗り継ぎ時間に気を使いました。1分でも早く到着しておきたかったので、
どの路線を乗り継いけば一番早いか?乗り継ぎの時間はどのくらいか?などスマホを使い考えました。
東京都内の電車は早い時だと3分おきに電車がきます。その為、乗り継ぎ駅では、効率よく移動することで、一本前の電車に乗れるか一本後になるのか などが変わってきます。
しかし、乗り継ぎ駅の中には、あまり来たことがない駅もあるため、駅の構造がわからないものがあります。
電車の、どの号車に乗っていれば、階段が近いのか、どの階段を使えば、乗り継ぎホームと接続がスムーズなのか?わからないものを考え出すと、さらにストレスとなりました。
しかし、時間に追われるというのは、とてもストレスになりますね。
日本は時間がきっちりだから、海外の方とかも驚かれるようです。
特に電車は時間通りにくる(最近は、事故などがよくあって、遅れることも多々ありますが)ので、乗り換えの際などはギリギリの接続に間に合わせようと走ってみたり・・・
学生の頃、インドに3回ほどいきました。
インドの電車は、予定時間はあるのですが、基本的にあてにならない。
インド人に聞いたら、「電車は来る時に来る」と教えていただきました。・・・「当たり前だろ(`Δ´)!」と思ったことを思い出します。
インドの移動で電車を使ったことが何度もありますが、1から2時間の遅れは当然です。
しかし、希に定刻に来ることもあるので、一応定刻には駅にいなければなりません。
私が経験したインドの電車は、予定時刻の2時間以内に電車は来てくれましたが、ひどいときは6時間とか待つらしいです。本当かな?と思ってしまいます。
ですから、インド人ものんびりしているというか・・・
私がインド人から聞いた話では、友達と待ち合わせしていても来ないこともざらにあるのだとか。
理由は「待ち合わせ場所に向かう途中、他の興味ある出来事があったら、そちらを優先してしまう」のだとか。
待ちぼうけをした人に対する答えとしては、「行こうと思って、途中までいったのだけれど、神様が行くなといったから」のようになるのだとか。・・・これまた本当かな?と思いました。
流石にインドの電車はやりすぎですが、サッカー日本代表の前監督であったザッケローニさんは、地元イタリアにおける講演会で
日本の素晴らしさを熱弁された過去があります。その際、日本の素晴らしさの一つに、「日本の電車は時間が正確である」ということを話ていたようです。
私はイタリアにも行ったことありますが、インドほどではないにしろ、数分遅れることはあったような気がします。
日本に住んでいると、電車は予定時間通りにくることが当たり前という感覚になりますが、他国をみてみると、そんなこともないのです。
しかし日本だと、電車が定刻通りに来てしまうので、予定がしっかりとたてられてしまいます。
なまじ予定がしっかりとたてられてしまうものだから、効率性を求め、ギリギリのスケジュール調整をしてしまい、挙句、ストレスをかかえてしまう。
まさに自分で自分の首を絞めているんじゃないかな~と思ってしまった一日でした。
でも、なんとか予定をこなす事が出来たので、妙な充実感も漂っております。
「事前のストレス、事後の充実」というところでしょうか。
(予定通りにいかなかったら、充実感はありません。その時は「事前のストレス、事後の反省」となります・・・これは最悪ですね。こんなの経験したくないな)