日記

お墓の墓場 墓石の不法投棄

こんばんは 副住です。
今日、午後の7時からのTV朝日の番組で
お墓の墓場について放映されていたようです。
私は今日築地本願寺で会議があって、ちょうど7時に帰りの車内で音声だけ聞いていました。
画面がみれずに残念だったのですが。
先日、朝日新聞で取り上げられた記事がこちらです。
継がれず無縁、さまよう墓石 不法投棄続々
この記事が報じられた日に、私も目にした記事でした。
続編としてでしょうか、TV朝日(同系列だからでしょうか)の番組で、同じことが取り上げられていました。
上記、記事の中にある写真(8枚中の3枚目にある)は衝撃的なものです。
不法投棄する業者がいるとのことですが、行動が論外というか、日本はお金に飲まれてしまい、
ついに、心を失ってしまったとも言うべき人間が出てきてしまいました。
TVでは、墓石処理の代金はもらいながら、不法投棄している業者がいるとの報じかたでした。
お金だけ受け取りながら、見えなければ何をしてもいいや的な発想でしょうか?
段々と、このような人間が増えてくるかもしれませんね。
やはり 幼少期からの教育というか、道徳、倫理、常識などは、宗教を介在させることによって
培われるものではないかと思います。
誰も見てなくても、仏様にみられている。あるいは閻魔様は知っている。あるいはご先祖様に見られている!など、
そのような感性というものが欠落すると、モラルが無くなってくるのでしょう。
子供の頃読んだ絵本、あるいは親から聴いた話、「悪いことをすると、閻魔様が見ていて、地獄に行くのだ!」
そんな光景を目にしたり、耳にしたりすることで、とても怖かったし、だからこそ自分の行動を正していこうと思いました。
だからこそ、そのような教育というか、環境が大事なのだなと今更ながら強く思います。
お寺では、子供たちに、そのような環境を与えてあげようと思い、肝試しなどの取り組みをしています。
社会全体で、そのような環境を整えていくことも大事だと思いますし、何より、モラルのない大人をつくらないようにしなくてはいけません。
一度崩れてしまったものを もとに戻すことはできないでしょう。
崩れかけている今だからこそ、待ったなしの状況です。