日記

お寺の白い金魚 

こんにちは 副住です。
連日寒さがきつくなっているような気がしますね。
風邪などひきやすい季節です。皆様ご自愛ください。
私も風邪をひきそうで、ひかないという毎日です。
頑張って乗り切りましょう。
さて、数年前の熊谷のお祭りの時・・・いや花見だったかな?
とにかくどちらかの時に、こどもが金魚すくいをやりました。
まだ幼稚園にも入園していない頃だったと思います。
当然、すくえるわけもなく、オジさんが3匹の金魚をプレゼントしてくれました。
自宅も狭いし、金魚を飼育できる自信もなかったので、お寺に水槽を置くことで皆で飼うことにしました。
水槽を買うまで、少し間、自宅でバケツに入れておいたのですが、残念なことに、数日で1匹が死んでしまいました。
残った2匹が心配でしたが、水槽を購入して飼育してみると、思いのほか元気に生き続けました。
数ヶ月たつと、2匹では寂しいということで、新しい種類の金魚を買うことに。
合計5匹の金魚が水槽に入れられました。
そのまま3年ほどが経過するのですが、その間に金魚は産卵。私は、始めて金魚の卵を見ました。
そのまま水槽に入れていたのですが、驚いたことに金魚は、卵を自分たちで食べてしまうのですね。
知らなかったので、全部の卵が食べられてしまったのです。
翌年、産卵がありました。2回目の産卵ですから、私たちも経験があったので、すぐに卵を取り出し、別の水槽で大事に育てました。
すると卵から稚魚へと孵化しました。とても小さな稚魚です。蚊の幼虫であるボウフラのようでした。
このまま親の水槽に入れてしまうと、きっと食べられてしまうだろうと思い、別の水槽で稚魚だけを育てることに。
その後数年が経過し、今ではその時の稚魚も大きな金魚になりました。
さて、今日は稚魚から大きく育ったある金魚のご紹介です。
どういうわけか、1匹の金魚は白いままなのです。
小さい頃は、白がベースでしたが、もう少し赤みがかっていたように思うのですが、最近はすっかり白となりました。
あまり気にもとめていなかったのですが、お参りに来た方などが、「真っ白い金魚がいるよ」などと話していたり、
「お寺に白い金魚ってご利益ありそう」などと話しているのを聞くと珍しいのかな?と思ってみたりします。
因みに、「ご利益がありそう」と聞いた時には、「ご利益があるかはわかりませんよ」と話しています。(笑)
金魚