日記

師走

こんにちは 副住です。
今日で11月も終わりです。明日からはいよいよ師走。
昔、学校の授業で「法師が走り回るほど忙しい月」だから師走だ!と習ったことがあります。
法師とはお坊さんのこと。
現実はどうでしょう?
私の感覚ですが、12月、お坊さんは忙しいです。
別に12月だけ走り回っているわけではありません(その他の月も走り回ってます)が。(笑)
どういうわけか、ご法事も通例の月よりも多いですし、年末は大掃除があったり、お墓掃除に来られる方も多いので、応対も多いです。
西照寺にはありませんが、大晦日には、鐘をつくお寺さんもあります。鐘をつく回数は108回。108回は煩悩の数と言われています。
煩悩の数だけ鐘をついて、煩悩を滅したつもりになって、新年を清らかな気持ちになったつもりで迎えるということです。
(浄土真宗では「~つもり」ということが大事です。私たちは「~つもり」になることで気持ちの整理や新たな区切りができるからです)
ですから、鐘があるお寺さんでは、鐘をつく為に人々が並びますので整理券の用意や、振舞う甘酒などの準備が必要です。
また、大晦日が終わると、間髪入れずに、初詣となります。初詣の準備もしなくてはなりません。
お餅をついたり、振舞ったり・・・(西照寺は行っていませんが・・・理由は準備が間に合わないから(笑)いずれできたらいいですね。)
私の経験から言うと、本当に寒くなる時期だからか、年末に亡くなる方も多いような気もします。(年末ということで、特に印象に残ってしまうのかもしれませんが)
そうなると、お坊さんは走り回ります。色々なことが重なるからです。
12月だけが特別に忙しいというわけではありませんが、新年を迎えるというタイムリミットがあるため、追われるような気持ちになるのです。