日記

西照寺 念仏じいちゃん往く

おはようございます。副住です。
西照寺ご門徒の お念仏じいちゃん(私がつけたあだ名)が亡くなりました。
長崎県出身のご門徒さんでした。ありがたい、本当にありがたいおじいちゃんでした。
毎朝お仏壇で正信偈をお勤めし、故人の命日には阿弥陀経をお勤めしておりました。
その他、ご文章なども拝読されるような方でした。
また、よくお念仏が口をついて出てくるおじいちゃんでした。
私は、このおじいちゃんに色々なことを教えていただきました。
昨晩、通夜を遺族と共に正信偈を勤めたのですが、その後、お精進でご遺族からおじいちゃんの最後の日のことを聞きました。
病院に入院し、快報に向かっていたのが急変し、最後の日に息苦しい状態となって、
おじいちゃんは阿弥陀様の世界に往きたいと言いながら、苦しい中でお念仏を称えだしたのだそうです。
92歳でした。
また一人、浄土へ往生され、寂しくなってしまいました。
でもおじいちゃんが示された生き様をご遺族は真似して生きていきたいとおっしゃっていました。
先に生まれん者は 後を導き・・・・
ああ、お手本のような生き様でした。ありがとうございました。
今日はご葬儀です。
合掌