おはようございます。副住です。
不安が的中しました。
トランプさんが当選しました。
イギリスのEU脱退(昨日はあまり考えずユーロと書いてしまいました。すみません)
(EUは欧州連合で、ユーロはその中で使用されている通貨です。最も、イギリスはEUでもユーロを使ってません)
もう一度。イギリスのEU脱退から、トランプさん当選の不安は抱いていました。
当時のブログを見てもらえれば、触れていると思いますが、
これは世界的なポピュリズム(民衆迎合主義)というか、多くの国民の
不満を掘り起こした結果だと思います。
やはり世界的に、特に先進国の民意は、自己保全というか
自己をより良くしたい!という思いが高まっている結果でしょう。
特にメディアを通じて見られたのが、自国民の雇用や景気(お金に関して)の回復を
願う民意。
だからこそ、トランプさんは自由貿易協定などを嫌い、
今後の輸入には関税を高めることを主張されてました。
自国民を守るということは、一方で他国を排していくことにもつながっていきます。
トランプさんには、その発言から、排他主義の危険性が見え隠れするのです。
イギリスのEU脱退も、同じように移民を入れるな!自国民から雇用を奪うから!と言われていました。
そう考えると、これまでの国際主義とでもいうのか、多様性を受容するような開かれた考え方が、ある種の
限界を遂げた結果、自を守っていく=他を受け入れるのに条件をつけていく(より先鋭化すれば、排他(排外)主義になるのか)
という方向へと、世界的な考え方が展開していくような気がします。
これは危険は兆候です。もちろん、明らかに潮目が変わるので、変革とも言えるでしょうから、
逆に言えば、チャンスになる分野もあるはずです。
しかし、思想的な観点からすれば、危なっかしい。
トランプさんの政権が具体的に見えないし、政策もこれからでしょうが、注視していかないといけませんね。
う~ん、どうなっていくのでしょうか。