日記

戦争の原因 

こんにちは 副住です。
今日は今のところ、休みの予定です。
ですので、昨晩から久しぶりに映画をみました。
私はあまり映画やTVは見ないのですが、
そんな私でも映画を見ることが稀にあります。
学生時代も同じように映画やTVを見ることが少なかったですが、
見るとしたら、アクション物が多かったです。
しかし、30代頃からだったか、見る映画に変化が。
アクションではなく、歴史物や思想物などを好む傾向が
でてきました。ですので、TUTAYAに行ってもNHK大河ドラマ
が纏まっているコーナーとか、特設コーナーなどにあるような
名画を集めたコーナーなどに足が向きます。
しかし昨晩TUTAYAに行くと、これまでとは違い、アクション?
物のコーナーに足が向きました。たぶん、疲れてるんでしょうね
(最初は大河ドラマ系に行ったのですが、見る気がおこらず、ア
クション系に行ってました)
借りたのは「24」アメリカドラマ?なのかな。
シリーズ物で6巻ありました。
一巻見ると、次々と止まらなくなります。
ただし、知識的な深まりというのはありません。
むしろ、考えないで見られる感じ。内容は戦い。
感じたことは、やはり戦争は悲しみしか生み出さない。
ということ。「24」(他にも種類がでているのでしょうね)
の具体的内容は、アメリカの国家組織CTUと、それに反発する
イスラム系過激思想団体の戦い。
ある意味、今日でいうテロの現状に似せた作品。
アメリカ映画なので、アメリカ中心に描かれています。
次々と人が撃たれて、最後は主演者の女性上司が撃たれ亡くなる
という典型的なパターンですが、解っていながらも、私は
大泣きしてしまいました。
結局、戦いなんて、悲しみだけしか生み出さない。
戦いの果てに素晴らしいものなんてありません。
戦いの目的は、自分の言うことを聞かない連中を打ち負かす。
打ち負かして、勝者の言うことが正しいんだ!と主張したい
だけなんです。正しい・間違いなんて、結局立場によって
皆違うわけです。だから究極的には、正しいも間違いもない。
それを回避するには、お互いがお互いを認め合う事。
お互いの立場が真逆なら、お互いがどうしてそう思うのか?を
対話によって深め、掘り下げていく。ドンドン掘り下がっていっ
た中に、お互いの違いが明確になる。その違いを、今度は色々な
角度から話し合い、お互いが認め合えるところまで掘り下げる。
この道は、大変時間がかかるかもしれませんが、一番大事。
ただし当事者が最初から、お互いを理解しようと思う気持ちが
ないと実現できないでしょう。
最初から、意見が違うから、あいつは敵だ!と決めてしまうから
相手も同じように考える。対立はダメです。
仏教はお互い認め合っていく世界を説きます。
だから戦争はダメ。戦争はお互いを理解し合おうと思わない。
自分の主張を相手に強要しようとする。
アメリカと北朝鮮は、まさにそれ。
トップ同士がこの有様だと心配です。
対話が重要。それも立場の違いをお互いが認め合う
ところに意味があります。
そんなことを「24」を見て思いました。