日記

組織の難しさ

おはようございます。副住です。
昨日は移動教務所で、神奈川県の横浜市の
桜木町駅の目の前、宝光寺さまに寄せていただきました。
お寺で会議です。
神奈川組さんは都会ということもあって、お寺が多くあります。
昨日の会議は、私たちを含め30名程の会議となりました。
とても多くの意見を頂戴し、今後への良い蓄積ができました。
これらの意見を踏まえ、私たちの動きをつくりあげていかなけれ
ばならないのですが、組織の難しいところは、上からの指令に
従っていかねばならない点です。
突然、これまでの方向性ではなく、新たな取り組みが始まると
いうこともあるのです。現場が必要な活動を考え、用意しようと
動いていたのに、急に止められて、次からこれをやっていきま
す!と全く予想してない方向に物事が動いていくのです。
そう考えると、私の立場は、できることをやっていく!しか
ないのです。
重要なのはバランス感覚、やり方。場面場面での対応策。
あるいは、今はダメでも今後の可能性を残しながら、蓄えていく
という策略が大変重要となるのだろうなと思います。
組織にいると、現場からみて、今、重要で必要だと思われること
でも、後回しにせざるを得ない場面がでてきます。
私にとっては、今がその時です。悩ましい。
しかし、そこで嫌気がさして投げ出しては勿体ない。
そのような時は、仕方がないので、真正面から挑まずに
やり方を変える。その柔軟性が大切だと自分に言い聞かせていま
す。大人になったね。JCのお陰かもね。
この組織(本願寺派の職員)に入ってわかったことは
(入る前からわかってたけど、実際入ってみて経験して、
改めてわかったこととして)、
組織の難しさということです。とっても大きな課題です。
本当にやらなければならないことが後回しに。
現場の問題と、組織が考えることには大きな開きがあって、
それが埋まらない。
そうなると、現場の各ご寺院も、組織の活動に対して
他人事になっていく。活動は盛り上がらない。
そんな悪循環を強く感じます。
そう簡単に変わるものではないのでしょうね。
変わらないうちに、体力が奪われ、気づいたときには
取り返しがつかない状況となっていくのです。
当たり前のことです。
しかし、当たり前がわからないのですね。
難しい。