おはようございます。副住です。
早速ですが、今日から仏教について
私なりにかみ砕いて「分かりやすく」を意識して
綴っていこうと思います。
できるだけ、専門用語を用いずに。
さて、「仏教って、何を説いているのだろう?」
分かりやすい本などには、
「仏教は苦しみの解決を目的とした教え」
と書かれていたりする場合もあるかもしれません。
間違ってないし、分かりやすいと言えば、分かりやすいです。
しかし、何かが足りないのです。だから誤解も生じやすそうです。
だから補足してみましょう。
私たちの人生の中では、色々な苦しみが起こります。
人によって、苦しみは違うし、苦しみのレベルだって違います。
「今の苦しい状況をどうにかしたい!」と思うことは当然ですね。
そこで、「仏教は苦しみの解決を目的とした教え」と聞けば、
仏教を頼りたい!!!と思うのは当然かもしれません。
でも、仏教の本や解説書を読んでも、難しいし、
なんだか的が外れているような気もしてしまう。
そりゃそうです。
だって、仏教は「苦しみの解決を目的とした教え」という
よりも「苦しみの根本の解決を目的とした教え」という方が
しっくりくるから。
私たちの普段の生活で感じる「苦しみ」と「苦しみの根本」は
違います。「苦しみの根本」の方が、哲学的というか、深いのです。
仏教は、「苦しみの根本の解決」を目的とした教えなので、
私たちが普段の生活で感じる「苦しみの解決」とは、少し次元が
違うのです。
明日は、「苦しみの根本」について触れてみましょう。