日記

グレタ・トゥンベリさん 価値観の転換へ

おはようございます。住職です。

先日の国連気候変動サミットで演説されたスウェーデンの

グレタ・トゥンベリさん。高校生というのだから驚きです。

彼女が、環境に配慮して、ヨットで海を横断してきたことが

以前、放映されていたので、知っていましたが、このサミットで

演説する為だったのでしょうか。凄い人です。

まだ16歳というのですから、何なのだろう?と心底思います。

同じ人間なのに、何が違うんだ?

さてさて、彼女の年齢の件はどうでもよくて、問題は内容です。

私も報じられている内容しか知らないので、全てを語れませんが

彼女の主張は、まさにその通りなのです。

具体的に言うと、「あなたたち(大人)はお金儲けや永遠の経済

発展ばかりに眼を向けてばかり・・・」という部分。

これは私もずっと問題だと思っていました。

過去のブログで書いたと思い、探してみたらありました。

本当に、グレタさんの仰る通りなのです。現代社会は、世界中が

お金に飲み込まれ、経済発展に目が向きすぎ。その果てに、環境

を壊し、もはや絶滅の始まりを迎えている・・・彼女の主張は

まさに同感です。しかも、それを理解していながら、目を背け

今の自分さえ良ければよい!という考え方。次世代は次世代で

考えたらよい!と他人事の考え方をしています。

そこが私もとってもオカシイと思うのです。

例えば、小さな話ですが、日本の国債。

これも、ドンドン日本国の借金を増やし、増えた借金は

次世代が英知を出し合って、その時に考えたらよい!という

姿勢です。そんな馬鹿な!

この問題に関して、私は常々思っていたことなのですが、

あまり言わずにいましたが、選挙の問題も大きいと思っています

そもそも、世代別で考えれば、少子高齢化が進む日本では、

高齢世代が相対的に多いわけです。若い世代は少ない。

しかも、18歳より下の世代は選挙権ありません。

ですから、高齢世代にウケる政策などを盛り込めば、選挙に

有利です。そうなれば、政策だって、短期・中期さえ乗り切れれ

ば良いように考えがちになっていくでしょう。

若い世代にウケるような政策を謳った所で、高齢世代が痛みを伴

うような政策だったら、選挙で不利になるし。

そう考えていくと、高齢世代が喜ぶ政策は、結果、次世代に負担

を強いる政策となっていかざるを得ない状況を随分前から

日本は迎えているのです。それを今でも続けている。

(若い世代は、相対的に割合が少ないんだから、差をつけないと

ダメでしょ。まさに、世代による1票の格差があると私には思え

ます。)

結果、次世代の負担は益々大きくなっています。

もはや次世代が解決できそうな可能性すら見えない大問題が

できてしまって、次世代は諦めています。

言い換えれば、親父が作った返済不可能な金額の借金を、強制的

に相続させられるようなものです。

子どもは親父を恨むでしょうね。

親父は、俺に何の相談もなく、自分がやりたいようにやって、

その尻拭いを、どうして俺がやらなきゃいけないんだ!?

となるでしょう。まさに、同じ構造です。

考えてみると、本当におかしな話なんですよ。

だって、日本政府は、自分達だけで解決できない借金額

を、次世代に何の相談もなく自分だけで決めてしまう。

しかも、自分達の代だけ良ければよい!という発想で。

多額の借金は強制的に次世代に引き継がせておいて、

次世代の英知で何とかしてくれ!と責任は放棄。

次世代は、自分達で決めたわけでもないのに、責任だけ

負わされる。こんなバカな話はありません。

そりゃ、次世代は怒りますよ。上の世代を恨みます。

まさに、今回の環境問題も一緒。

現在社会のあり方って、まさに自分さえ良ければよい!と

いう考え方なわけです。個別主義。

そうやって、各個人が共通する価値観として、「お金儲け」があ

る。「お金」は確かに大事なんだけど、根本問題なのが、欲望

です。いくら稼いでも満足しない。際限なき欲望なのです。

個別主義で、際限ない欲望によって支配されているのが現代。

でも、事実は皆繋がっているんです。個別ではない。

私のつくった借金は、返せなければ、次世代に引き継がれていく

の。私が壊した環境は、次世代に繋がっていくんです。

だから、次世代のことを考えて、次世代が生まれてきてよかっ

た!と思えるものを残すべき責任が、先の世代にあるはずなので

す。それを果たしてないから、次世代が怒っている。

私は、今こそ価値観を変えていくべきだと思っています。

16歳のグレタさんに、あんなこと言わせてはダメです。

私も大人の一人として、恥ずかしい思いです。

16歳のグレタさんに、あんな行動させてはダメです。

安心して学校に行きなさい!と言える世界をつくることが

大人の責任なはずです。私達のずっと前の世代の人々も、

資源をきちんと残してくれています。

(もちろん、当時は科学が発達してなかったわけだし)

それを、自らの欲望の為に、使い果たすような愚かな行為は

変えていこう。

私は、欲望を制御していく生き方、そして今ある物に満足してい

く生き方こそが、次世代の生き方に繋がるヒントになりそうな気

がしてます。

もちろん、欲望は無くなりませんが、制御していくことは

可能かもしれません。そこには、律する!という基準が

必要になってくるでしょう。

これって、お寺が得意としてきた部分です。

グレタさんから頂戴した、丁度良い機会なので、

この問題について、考えを深めていきたいと思います。

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