おはようございます。住職です。
今年はまだ終わっておりませんが、私にとって
とても変化ある年となってます。
先日の総代の件もそうですし、私の個人的学びについても
大きな年となりました。
ここまで、色々と苦労や挫折を繰り返してきました。
この一年は、それが例年にも増して多かった年だと思えます。
周りの方から言わせると、順調に見えるのかもしれませんが、
確かに、ある部分では順調に見えたとしても、異なる部分で相当の苦労や挫折、失敗をしているのです。
それは見られていないだけなのです。
昔の、まだ挫折とかに恐怖を覚えていた自分に、今の自分が言えることとすれば、
挫折や失敗なんて、何度も繰り返すと恐怖どころか、慣れてくる。ダメージも少なくなるよ!
もちろん、挫折や失敗すれば、今でも涙を流すし、落ち込むんだけど、それでもめげないし、
下を向かなくなる。
それはメンタルが強いとかではなくて、経験値の問題。
何度も経験すると、強くなる。
挫折や失敗は、真剣に取り組むからこそ経験できるもの。
だから、学びが大きいのだと思います。
学びが大きい挫折や失敗を繰り返すことで、それらに対し
いつしか恐怖心が克服され、成長の種と思えるようになってきます。
でも、慣れていないと挫折や失敗はとても怖いものです。
怖いから失敗を恐れて歩みを止めてしまうこともあるでしょう。
それはそれでいいと思います。
私の場合は、幼少期から勉強が嫌いで、学校の成績もいつも悪かったので、
いつの間にか、自分は劣っている人間なんだ!と
思うようになって、自分を受け入れてあげることができなくなっていました。
その為、大学までは、自分に全然自信が持てなかったのです。
でも、大学でそんな自分と決別することにしました。
何も真剣に取り組んでこなかった人生を振り返り、
このままだと人生を後悔する時がくるかも!と自分のアンテナが働き、
そこで、命がけの勉強を始めたのです。
それから、自分も命がけで事にあたれば、ある程度はできるんだ!
と自分を受け入れることができたのです。
しかし、ある程度できても、失敗はします。挫折も。
でも、命がけでやってたら、悔しさ倍増ですが、その分
見返りも大きいのです。
当然今でも40過ぎのおっさんですが、真剣にやっているもので
あれば、失敗すれば悔しくて、情けなくて泣きます。挫折を味わうのです。
今年はすでに異なる案件で2回も泣きました。
でも泣いていいのです。そこには男が泣くだけの価値があるのです。
自分はまだまだだ!と思い知らされますし、驕りが消えていきます。
慢心って言葉の意味が、よくわからなくなってきます。
「失敗して当たり前。失敗しない人なんていません。」
因みに、この言葉も今年修得しました。
失敗や挫折をしない人生よりも、沢山経験する人生の方が、私は
好きです。そこに成長や人間的な学びがあるから。
失敗や挫折を恐れ無くなれれば、挑戦ができるようになります。
大怪我しない挑戦を沢山することが大事!
何か始めるかどうか、迷っている人がいたとしたら、命がけでやる!
と腹決めて、やってみましょう!
私も仲間です。