おはようございます。住職です。
昨日は暖かい日でした。もうストーブ不要だな。と思ってしまいました。
しかし、朝晩はまだストーブがあった方が良いと思いますね。
今(朝の8時50分)も、ストーブ点けてます。あれば点けてしまうのです。
さて、近年、西照寺はご門徒Hさんのお陰で、境内地がとても綺麗な状態を保つことができています。
Hさんが来て下さる前は、私が稀に掃き掃除などを行い、美化に努めていました。
しかし、私が出来る事以上に、Hさんが色々としてくださった結果、とんでもなく綺麗な状態を保つ
ことができているのです。本当にいつもいつもありがとうございます。\(^o^)/
日々、キレイな状態に保つというのは、とっても難しくて、小まめにやらないとなりません。
そういう意味では、日々の積み重ねが、しっかりと反映されてしまう部分なのです。
以前、ある方から教えてもらったのですが、経営不振となった会社を立て直すのに、一番効果的
なのは、トイレ掃除なのだそうです。だいたい経営不振の会社とかはトイレが汚いそうです。
おそらく、理由として「気回しができない」あるいは「掃除なんて誰もやりたくない」と考えるので、
「嫌なことは誰もやらない!」という会社になってしまっている。という事なのだろうと推察します。
全くの予想なのですが、このような状態となった会社は、おそらくお客様への配慮に欠け、お客様の求めを
汲み取れなくなってしまう。あるいは、やりたくないことはしない!という風潮なので、自覚がないままに
自分の会社中心の考え方となってしまい、商品やサービスも、自然と自社有利のものとなってしまっている
のだろうか!?と思っています。きっと、それらが関連し合いながら、経営不振となってしまうのでしょう
そう思ったら、西照寺は凄いです。掃除が行き届いているのです。
ご門徒Hさんが境内地を万全な状態にキープしてくださいます。屋内の清掃も、Kさんがお手伝いくださって
いて、キレイな状態をキープ。今の所、掃除という意味では心配無用です。
お寺は会社とは違いますから、上記のような経営不振の構造とは異なるでしょうが、ただし今後のお寺業界
も経営不振は多発することでしょう。あまりお寺を「経営」という視点でみることはないでしょうが、
実はお寺も「経営」していかないといけないものなのです。ただし、営利団体ではないので、普通の会社と
違う部分はそこなのです。お寺は非営利組織なので、非営利組織の経営が大事となります。
根本的に何が違うか!?と言われると、簡単に言えば、営利団体は、収益事業の利益を株主に還元すること
が許されていますが、お寺は収益事業を行って利益がでた場合、それは公益事業に使わないといけないので
す。限定されているのです。皆の利益となるようにお金を使う。だったら皆が楽しめる事に使うべきですね
例えば、今の西照寺であれば「こども祭り」とか「文化財鑑賞会」とか、私が取り組んでいる「教誨師」と
かは、いずれも公益事業を意識している取り組みなのです。
しかし、折角これらをやるのであれば、皆がもっともっと楽しめる「何か」を意識すべき!と仲間から言わ
れています。最近。だから考えています。でも、数年考えて辿り着いたところがあります。
「夢」とか「ドキドキ ワクワク」です。子ども達に提供したいのは、未来へのドキドキワクワクという
「好奇心」なのです。