おはようございます。住職です。
昨日は、川越少年刑務所で教誨をしてきました。宗教教誨を行い、その後、個人教誨の申請があったので
そちらも。時間的な事を申し上げると、宗教教誨は、おおよそ40分程度。その後、個人教誨は30分程
度。だから、ちょっとの時間で終わってしまうのです。
教誨師となって、私が思うことは、教誨師の方が多くの事を教えられる現場だと実感しています。
本当に、色々な事を考えさせられます。なので、やっていて興味深いです。しかし、だからといって
一か月に何度も行きたい!などと思いません。
私の今の現状から言えば、それこそ、年間に数回程度が丁度いいです。無理しない程度と感じるからです。
因みに、私は川越少年刑務所に配属されているのですが、これは私の所属するお寺(西照寺)が、埼玉県に
あることが関係してます。
全国にはいくつも刑務所があるのですが、どうやら各刑務所に配属されている教誨師は、それぞれの地域内
の近くにある宗教法人に所属する宗教者となっているようです。
例えば、埼玉県の川越少年刑務所であれば、埼玉県内にある宗教法人に所属する宗教者の中から教誨師が
選ばれることになるようです。私は埼玉県の東松山市の西照寺に所属しているので、私は川越少年刑務所に
配属されているのです。
ただ、聞いた話では、死刑囚がいるような刑務所は、県外からの教誨師も受け入れているとの事を聞きまし
た。だから例外もあるのでしょうね。
因みに、川越少年刑務所は死刑囚はいません。
少年という字がついているように、基本的には20~26歳位の初犯、軽犯罪者が収容される施設です。
さらに言えば、再犯したらここには戻ってこれません。違う刑務所に行くこととなります。
そのような特性がそれぞれの刑務所にはあるのです。どういう特徴があるのか?と言えば、各刑務所には
指標という分類があるので、それを見ればわかります。
因みに、川越少年刑務所は、基本的にはYAです。
指標については、こちらを参照してもらえると思います。(URLを貼り付けたんだけど、できてるかな?)