日記

これからの生活の仕方 気を付けながら、できることをやる!

おはようございます。住職です。

昨日、西照寺では春の彼岸会大法要を修行しました。参列を予定されていた皆様には、新型コロナウイルス

のクラスター感染者を出さない為にとご連絡をさせていただき、着座での長時間のご参列を控えていただく

よう、ご依頼をしておりました。

お寺の法要は、1.本堂の密閉度が高い 2.人が密集 3.会話はあまりありませんが、咳やくしゃみ、

あるいは小さなお子さんの場合、多少の発声もあります。

これら、3つの条件が重なると、クラスター感染を引き起こす可能性があるとの事だったので、まさに

お寺の年中行事としての大法要は、 少し危険性が高いと判断しました。

昨日は、法要の着座での長時間参拝はなかったので、クラスターの危険は回避できたと思います。

また、皆様も気にされているのでしょう、マスク着用、さらには屋外で時間を使っておられる方が多かった

です。屋内の対策(昨日のブログに記載)は、かなり行っていたし、大丈夫だろうと思います。

さて、この新型コロナウイルス。終息時期が見通せず、一年ほどはかかるのではないか!?との専門

家の意見も聞きます。しかし、1年も自粛続きという状況も無理そうです。冬眠じゃないんだから、1年も

自宅待機など、できないように思います。もちろん、今この現況からはそう思うということです。

なので、対策を講じて、どこまでウイルスと共存できるのか、慣れていく必要があると思います。

私は、すでにその段階に入りました。一週間ほど前は、今月末まで様子見をすべき!との意見でしたが、

19日の政府の専門家会議の報道を知って、長期的な視点でのウイルス対策が必要!みたいな意見が出され

ていたと思います。それを聞いて、うすうす想像はしていたのですが、やっぱり長期的な視点で考えるべき

なのか!と決断ができたのです。

長期的(1年ほど)な視点で物事を考えた時、まずは爆発的感染に気を付けるべき。

爆発的感染が始まっているかどうか、情報キャッチと想像力が大切となります。

私はこれまで一日の感染者数を気にしてチェックしているのですが、そちらの情報仕入先をご紹介してお

きますね。

https://jagjapan.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/641eba7fef234a47880e1e1dc4de85ce

上記アドレスに入ると、近日の感染者数などがでてきます。全体が表示されるまで少し時間がかかります。

私は今月上旬頃からチェックしているのですが、今月10日前後の傾向としては、一日50人前後の感染者

が確認されていました。それが、15日16日と、一日の感染者数が減少に転じてきたのです。(情報キャ

ッチ)

このウイルスは潜伏期間が十数日と言われてた。感染してから発病するまで1週間ほどかかるみたい。

そして多分、症状がでてから、感染者は一週間ほど日常生活を送っていて、陽性!と断定されるまで、10

日ほどの時間を要しているはず。そう考えると、15日16日前に感染者としてカウントされた方々は、感

染したのが、2月下旬頃と推測されます。その頃日本国では、安倍首相が3月2日からの小中学校の休校を

要請してました。そこから、局面が一段階あがり、全国のイベントなど自粛が相次ぎ始めました。

15日16日の感染者数が減少に転じてきていたので、私は17日に「成果がでてるな。もしかしたら、1

9日の専門家会議で、一定の成果がでているので、終息時期まで期待できるかも」と思っていたのです。

ただし、今月下旬頃までは一日の感染者数を注視すべきだろうとも思っていました。(想像力)

しかし、日が経過をするにつれ、17日と19日は40人超えの感染者数を確認。そして、20日は50人

を超えました。専門家会議の委員の皆様も、共通して感染者は確実に増えていく!との!認識で一致してい

るそうです。その情報を知って、これは長期的視点で共存を考えていかないと、経済が潰れ、健康な人が生

活できなくなる!という方向に流されていくな。と理解しました。

こうなったら、あとはウイルス怖いけど、できることをやっていかないといけない。

日本の医療崩壊をさせないよう、緩やかな感染者数増を遂げていき、同時に経済もある程度まわす。

つまり、今よりも、できる幅を拡げていく方向に舵をきらないといけないわけです。

これは未知の世界。だから挑戦です。私は慎重派なので、一日の感染者数や感染者がでた場所などの情報を

気に掛けつつ、できる活動を増やしていこうと思っています。もちろん、身近に感染者が確認されてくれ

ば、すぐさま活動を控えるつもりです。