日記

目にはみえないけれども

こんにちは 住職です。

今日は初秋らしい陽気になりました。暑くもなく、寒くもなく、丁度いいですね。

しかし、こんな陽気もすぐに寒く変わっていくのでしょうね。

私は今書斎におりますが、手元の温度計は26.7℃と表示されてます。

過ごし易いですね。

さて、明日は西照寺の彼岸会大法要が営まれます。

今年は、コロナの影響で、法要に着座での参列は控えていただくこととなってしまいました。

近日の状況から、明日の法要は少人数なら着座も良さそうに思えますが、しかしあまり軽視した

行動は良くないので、ここは徹底することにさせていただきます。

法要中、お焼香いただくことは、もちろんできますが、長時間同じ場所に留まる環境を避け、

リスクを下げたいと思っての取り組みです。

本当に、今年は春秋のお彼岸、夏のお盆、すべてコロナの影響を受け、法要に着座いただけない

という対策を取らざるをえませんでした。

私も人生で初めて、ウイルスのパンデミックを直接経験することとなり、生活が変化していく様を

体感しました。これは大変なことですね。

ウイルスは目に見えないし、どこにあるのかわからない。

一方で、阿弥陀様のおはたらきも、目には見えない。

そのような意味では、同じように思います。目には見えないけれどあるんです。

人間、ウイルスは目に見えなくても恐怖し、感染しないように行動します。

しかし、目には見えない阿弥陀様のおはたらきには、あまり関心を示しません。

目にみえない阿弥陀様のおはたらきに気付かせていただけると、その有難さに感謝し

やはり行動から変革されてくるのです。