日記

今後のお寺


おはようございます。住職です。

昨日は久しぶりに忙しく、時間に追われる一日となりました。

コロナ禍で、時間に追われる状況を感じる生活を過ごしていなかったので、

久々の感覚に、気持ちもシャキっとして、嬉しくもありましたが、本音は疲れました。

やっぱり、時間に追われる生活は嫌です。コロナ禍で仕事もリモートが基本となったことで

移動時間が不要となり、さまざまな部分で、私的にはメリットが大きい変化を迎えたと感じています。

もうコロナ以前に戻れません。

あとは、この環境でちゃんと生活していける環境を整えなければいけません。

社会のあり方がこれまでとは変わってきたわけですから、仕事や法務だって変化がでてきて当然です。

東京では、リモート化に伴う職場の縮小化が進んでますし、そうなるとオフィスのテナント料だって変わっ

てくるでしょう。飲食店も軒並み廃業しているとの事を聞きますし、東京は空きテナントが増えていると思

われます。そもそも総数が多いわけだから、あまり目立たないかもしれないけど、そこそこダメージあると

思われますね。さらに、政府は国民の生活を守る為、さまざまな給付金を支給くださっています。

お寺には給付金はないけど(-_-;) 当然ですね。お布施に課税されないのだから。

会社は給付金などのお金で、昨年度の倒産件数は前年度よりも減ってます。

おそらく、コロナが落ち着いて、給付金など政府の対策が終われば、一気に倒産件数が増え、

景気が悪くなりそうな気配も感じます。株価もバブルなどと言われて、乱高下しているみたいだし、

本格的に株価が下がれば、一気に悪循環が始まるでしょう。

そうなると、色々と苦労しそうです。

お寺は心を大切にする場所ではありますが、お金もなければ維持できません。

宗教だから!といって、電気代や水道代を安くしてもらえるわけではありません。

そう考えると、生活する為には、やはりお金も大事になってくるのです。

しかし、今後はお金で苦労する環境となってきそうです。

そう考えると、もちろん、お寺では心を大事にする取り組みを第一で、中心軸とする

ことは変わりませんが、維持していく!との観点からすれば、やはり経済のことも

考えていかなければなりません。今後は、本格的にそこが問われてくるわけです。

私もこれまで数年、考え方などの準備はしてきたつもりです。

その準備が、単なる無駄な勉強だったのか?あるいはちゃんと地に足つけたものだったのか、

そこが問われてくる段階に入ってきたのではないか?と思うこの頃です。