日記

傲慢な私

こんにちは 住職です。

3日ぶりの更新となってしまいました。実はこの数日、私は大変大きな過ちを犯していることにさえ

気付けず、ずっと苦しんでいたのです。

恩師の先生に対し、私は自覚なしに失礼極まりない行為をしてしまっていたのです。

人生でこれほど悩んだこともありません。これほど苦しんだこともありません。

限界まで苦しんだ結果、昨日一つの結論に至りました。

それは、私が傲慢であった!という事実でした。結果的に、昨日気づいたことですが、私は間違っていな

い!との自身の正当性ばかりを考えて居た人間であったことに気づきました。

お坊さんでありながら、知らず知らずの間に、自分は正しい考え方が出来ている!と思っていたのです。

恐ろしいことです。

親鸞聖人が愚禿と言われているように、自身は正しいことさえわからない!人間であるはずなのに、

浄土真宗を学んでおきながら、自分は正しい!と思っている私がここにいたのです。

恐ろしいこと。傲慢そのものでした。

今回は取り返しのつかない失敗をし、失うものは甚だ大きいものとなるでしょう。

それだけ失わなければ、自身の傲慢さに気づけない私と出会えました。

傲慢とは、とんでもなく恐ろしいものです。きっと、私は何十年と傲慢な生き方であったのだと

昨日気づくことができました。しかし、時すでに遅し。

全くもって、生き方のやり直しです。辛すぎるけど、人生は続くし、前に歩を進めるしかありません。