日記

お寺のお正月

おはようございます。住職です。

早いもので、今日で三箇日が終わります。お正月気分も今日まででしょうか。

私は元旦と本日、お寺番として西照寺の寺務所に詰めています。朝8時から16時位までです。

しかし、特に何かを行う!ということはありません。兎に角、そこに居ることが大事です。

いつご門徒が挨拶にみえても対応できるように、居ることがメインです。

昨日は、前住職に任せて、私はお寺の中で色々な雑務や勉強をしていました。

実はお寺って場所は、多くの世間の皆様と予定が反対なのです。

世間の皆様がお休みの時は、お寺は大変。例えば、盆正月とか。あるいは土日祝日とか。

テーマパークや小売店、あるいは観光業界なども同じかもしれませんね。

世間の皆様の私的時間に来られる場所(例えば、お墓参りとか)なのです。

一方で、世間の皆様が働かれている時は、暇である。

正解ならずとも、不正解でもないような感じですね。私の感覚だと「微妙」なところです。

というのは、お寺も暇だと困るので、西照寺の場合は色々と活動を拡げてしまうわけですね。

ですから、平日だと雑務に追われることが多くなります。

私の場合は、築地本願寺での仕事もありますので、平日は会議やら予定が比較的埋まっています。

ですから、「休み」がないのです。定期的な「休み」はもちろんありません。

ただし、上記のように平日は雑務が多い為、スケジューリングは自分で決めていける部分が多いのです。

ですから、比較的時間に融通が利きます。

一日中休み!とか、何連休などは、よほどの事がなければありませんが、そんな生活には慣れています。

子どもが可哀想かもしれませんね。家族旅行などはほぼ行けませんからね。

そう考えると、メリットは時間に融通が利くこと! デメリットは定期的な休みや連休がないので、家族旅

行などは行きづらいこと! そんなところですかね。

お正月も、当然ながら家族はお寺の奥で普通の生活をしています。TVくらいは観てますよ(笑)

私はTVを観ないので、お正月といえどもTV観なくても全然大丈夫(^^)v