こんにちは 住職です。
今週は読書に専念するはず、できるはずだったのに、ちょっとしたトラブルや急な連絡も入るなど、
読書どころではない状況となっているのです。もちろん、できる時に、読書もしているのですが、
私の場合、読書はじっくりと、ゆっくりと、が私の読書法なのです。ですから、一日中じっくりと
理解を深めながら読み進めないと読書をしたように思えないし、集中して頭に入って来ないのであります。
その点、今週は集中できそうな予定だったのに、トラブルも連絡も急に入ってくることに。
正直、トラブルに関しては自分で蒔いた種の部分が大きいので自己責任なのですが、急な連絡は私が
どうこうではないので、ちょっとそっちは驚きました。
そんな訳で、昨日はトラブル対応に時間を割き、今日は急な連絡に対して、その内容を受け入れることだけ
で終わっています。事が事なだけに仕方がありませんね。
さてさて、予定なんて所詮は予定でしかありません。いざ、その時を迎えたら置かれている状況が異なるわ
けですから、所詮予定なのです。その予定に捉われすぎてしまうと、予定通りに行かないことにイライラし
てしまうわけなのです。それを知っているし、気持ち的にも予定にとらわれ過ぎなくても大丈夫なので、
読書の予定は一先ず置いておくこととしました。
実は今読んでいる本は、『神の方程式』という本で、ようは物理の話しなのです。
例えば、ニュートンの万有引力の発見であったり、アインシュタインの相対性理論などについて書かれてい
る本なのです。ポイントは、理を発見した点と、理が数式となって表される点。
驚くことに、理は、きちんと美しい数式で示すことができる点にありました。
私は数学は高校一年生の時で終わっていて、その後は文系に進学する為、数1以上はやってないのです。
中学3年生の頃は、数学は平均よりちょっと上となっていたので、数学は好きだったのですが、
高校生の時、私の大学進学を考えると、そこは文系と言われ、数学はやらなくなったのです。
なので、数式をみてもよくわからないし、微分積分といわれても、なんのこっちゃ?と思うのですが、
それらは理に通じているというので、面白そうに思えています。
それにしても、『神の方程式』を読んでいる最中なのですが、アインシュタインの部分で、ちょっとよくわ
からないのが正直なところなのです。どうもアインシュタインは、重力とは、時間と空間の歪みからもたら
される力だとか言っているようなのです。(もっとも、私の理解が乏しいから間違った読み方なのかもしれ
ないのですが)
さらに、光には追い付くことができない!とか書かれてあるっぽいのです。
仮に光と同じ速さで、光を見たら、光は止まって見えるのではないか?との仮説を、アインシュタインはた
ててみたらしいのですが(私もそんな風には思います)、しかし、よくよく考えると、光の速さに近づいた
としても、光はその分、速くなっていって、結局どこまでいっても光には追い付けないことを
アインシュタインは知ることとなった!みたいな感じで、この本には書かれていると思えるのですが、
それが私にはさっぱり理解ができないのです。書かれてあることは、何となく理解できるのですが、
イメージが追い付かないというか、どうしてそうなるんだ?とか、色々な疑問がでてきてしまって
理解が追い付かないわけです。
アインシュタインは、どうも、この気づきから相対性理論が出来ていったと書かれてあるのですが、
相対性理論ってなんだ?と。(笑)
凡人の私からすると、やっぱりアインシュタインは天才なのだなぁと、この本を読みながら思いました。
この本は、理について、つまり物理の方程式について書かれてあり、素人でも理解がしやすいように
書かれてあります。とてもよい本です。
でも、じっくりと、しっかりと読み込まないと、流し読みするような本でもないし、完読するには
根気が必要な本だとも思います。なにしろ、数学も理科もできない私ですから、想像力が乏しいです