日記

鬱みたいな状態 でも追い込まれない

おはようございます。住職です。

久しぶりに朝から雨降りです。それに伴い、気温も一気に下がりました。

ここ数日、本当に暖かい秋晴れが続いたことで、紅葉の深まりにも影響がありそうです。

西照寺近隣は、葉っぱも色づき綺麗になっています。また落ち葉も増えてきました。

日中が暖かいながらも、朝晩は寒くなる為、一日の寒暖差はあるようです。

その為、紅葉も綺麗なのかもしれません。

そんな中、久しぶりの降雨により、気温が下がったことで、これから本格的に寒くなっていく

のだろうと思うのです。私の書斎だけでなく、いよいよ各所にストーブを用意しないといけません。

とは言うものの、私はまだ静養中なので、明後日から動き始めようと思います。

明日からは会議もあるので、日常生活に戻りますが、今日までお休みを強制的にもらいました。

日曜・月曜・火曜と3連休をもらうこととしたのです。本来は、月曜日だけがお休みでした。

何とか、3連休をねじ込んで、少しでも気分を変えたいと思っています。

今回のように、精神的にキツクなると、休みの程度がわかりません。

肉体的な疲労の場合、肉体が休まれば、回復具合が解りますが、精神的な疲弊の場合、

回復具合が自分でもよく解りません。どれだけ休めば、大丈夫!など、全くわからないので、困ると言えば

困ります。目安が全然わからない。ただし、今日で3日目なのですが、正直こんなんじゃ全然足りない!と

感じています。つまり、「全然回復していない」と自分で感じています。

これまでは、肉体的に疲労があっても、精神的に大丈夫だったので、頑張りすぎていても耐えられました。

蕁麻疹が出たり、何度も再発している咳喘息も、ストレスが関係しているとお医者さんに言われたし、

そんな中でも自分ではストレスに鈍感で気づけず、頑張れてしまっていました。そして、年末に仕事が落ち

着くと高熱を出し、4日ほど寝込むような年が続いてました。数年前のことですが。

しかし、今回は全く違う。先週の土曜日を終えたら、突然耐え切れなくなって、身体の各所に不調が出始め

ました。もっとも、病院に行くほどの症状ではないのです。足全体が重くなり、腸の辺りがおかしくなり、

今朝からは胃が重いような感じになって、日々、不調な部分が変わります。

さらに、精神的にも仕事などをやらなきゃ!との、これまでは当然あった立ち向かう気持が維持できなく

なってしまいました。たぶん、ストレスなのだと思います。今回のような症状は、これまで経験がないので

、自分でもどうやって回復させられるのか!?も分からず、いつまで休めば回復するのかもわからず、

正直どうなるんだろう?と、ちょっと思います。でも深刻ではありませんよ。

モヤモヤした気持ちなのですが、しかしやらなきゃいけない現実もありますからね。

その為、明日から日常に戻りますが、鬱っぽいのでしょうね。

私は始めてなりました。

お彼岸過ぎから、かなり忙しくなって、さらに精神的な負担が手伝って、こうなったのでしょう。

おそらく、自覚できる原因は、主に2つ。

一つ目が、お彼岸過ぎからこれまで、知っている方が次々と亡くなって、ご葬儀を勤めさせてもらうの

ですが、やはり、何かしらの精神的なダメージを受けたことが考えられます。

さらには、今月初めに開催した文化財鑑賞会の開催と、その後、寄贈者との交流によってのストレスも重な

ったことが関係しているのだと思われます。つまり、寄贈者からご指摘される責任感の重さなどが

重圧感に繋がったわけですね。きちんと、開催しているものの、まだ寄贈者からみれば足りない点ばかり

なのですね。それを指摘されることで、私も理解はできながらも、ストレスになっているのでしょう。

これらがコンガラガッテ、精神的なダメージとなったようなのです。

もっとも、こんな状態になりながらも、私としては不安になることもなく、自分を否定することもありませ

ん。単に、精神的に疲れているだけで、精神的に休息できる機会がとれれば、きっと復調するはずなのです

。仮に軽い鬱であったとしても、たぶん、重い方向にはいかないと思うのです。

なぜそうなのか!?と言われれば、おそらくですが、自分の感覚的なものとしては、それは私に宗教経験

があったから。過去、20代の頃に私が経験した宗教的経験こそが、私の中で、大きなウェートを占めてい

るように感じています。ですので、精神的にキツくて、仕事などに前向きになれないのですが、

ここは、自分の状況を大切にして、自分を守る行動にでてしまうのです。

しかし、生きていくには、仕事などもやらないといけないので、騙し騙し向き合うわけです。

どちらか一方に偏らない。バランスを保ちながら、本当に休息ができるまで、取り敢えず乗り切る

ように考えています。

人生は本当に色々なことが起きますね。本当に大変です。46歳にして、こんなにキツくなることもあるの

です。

私の場合ですが、10月後半から、休みが無いことがキツクなってきていたことは自覚していました。

11月3日の文化財鑑賞会を終えたら、休める!と思いながら、乗り切ってきましたが、蓋をあければ

11月3日以降も、予定が入り続けており、全然休めないことが判明。

さらに、疲労度が積み重なった上に、さらに寄贈者との交流によって、厳しいご指導が入り、限界に近付い

たのだと予想しています。そして、それに耐えられなくなったのが、11月12日。

ですから、突然、このようになったというよりも、段階があったように感じています。

もっとも、私の場合は危機を察知したら、自分が逃げる方向に出ますので、助かっています。

これが逃げられない性格だったりしたら、大変です。本当に鬱になっていくのではないかと思います。

私はその一歩前。危機だと感じたので、ヘルプを求めました。

ヘルプを求めて、3日間の休みをもらえました。でも、正直、3日では全然足りないようです。

11月28日が終われば、再度3連休がありそうなので、そこまで騙し騙し乗り切ろうと思います。

本当に、どうにもならなくなりそうな場合は、埼玉から逃げ出しますので安心してください。

どんなに責任感があったとしても、責任ある仕事だったとしても、命があっての、健康があっての責任です

。仕事などで追い込まれて病気や死に繋がってしまうのは、本末転倒です。

そっちの方向は誤りです。生きている以上、一番大事なのは「自分」だと思ってしまうのが、煩悩を持った

私なのです。そして、それでも仕方ない!とわかってくださる仏様が阿弥陀仏なのです。

だったら、そこに頼るしかないでしょう。そこに気づけているだけで、何とか助けられているのです。