日記

勘違い

こんにちは 住職です。

何だか、急に予定が入りだし、気づけばかなり忙しない日々となってしまいました。

また、今日もご法事が予定されていました。西照寺には墓所がないご門徒の方。

西照寺には、ご法事予定表があるのですが、ご法事の依頼はあると、その予定表に手書きで書き込んで

管理しているのです。

その予定表には色々な項目があるのですが、備考欄もあって、そこに今日のご法事の方の住所が記載されて

ありました。西照寺にお墓がなく、施主様の住所が書き込まれてあったので、私が勘違いし、ご自宅での

ご法事なんだ!と思ってしまったわけです。普通は、ご自宅でご法事の際予定表には「行」と記載すること

となっているのです。でも、「行」とは書いてありませんでした。完全な私の思い込みだったわけです。

10時からのご法事で、そのご門徒のご自宅は西照寺から15キロ程度の場所。

訳あって、8時半前に自宅を出て、目的地近くには9時についていました。

早すぎるし、コンビニによってコーヒーを買い、駐車場でしばし待機。

すると、9時20分頃、西照寺から電話が。電話主は、私の母。

今日、ご法事があるけど、どこにいますか?との事。そこで私は、もう近くまで着いていて待機中と話すと

私の勘違いが発覚。西照寺でのご法事だったことが判明。

すぐさま引き返し、何とか9時50分過ぎにお寺に到着。10時を5分ほど過ぎてしまいましたが、ご法事

勤めることができました。勘違いやミスってあるものなのですね。勝手な思い込みや自分の都合よく解釈し

てしまうのが、私たちの特性です。それを確認させられた出来事でした。

全く、自分なんてあてになりません。つくづく、自分の限界というのか、自分という病気を感じさせられた

一件でした。愚かな自分です。