日記

住職への道

こんにちは 住職です。

いよいよ明日から11月ですね。早いなぁ。

さてさて、いよいよ西照寺の住職が公的に変わることとなりました。

今、このブログを更新している私が毎日住職です!と綴っておりましたが、公式には住職はまだ父なのでし

た。しかし、通称的には息子である私が住職となっていたのです。

これには内部的な理由があったのです。

父は、数年前から住職を譲る!と私に言っていました。

しかし、住職をまだやりたくない私が、その提案を断っていたのです。

そこで、実態としては、私が住職と名乗りながらも、公的な名前では父が住職だったわけです。

分かりづらいですね。

なぜ、こんな事になったかと言えば、その理由はひとえに私の都合だったわけです。

私は築地本願寺内にある教務所という部所に属しています。

そこで動きやすいのは、副住職という立場だと、私が勝手に思い込んでいたのです。

また、今は亡き私の人生の先生から、住職継職の話を相談した際、父の役目を奪ってはならない!

まだ住職にならなくて良い!と言われたことがあるのです。

その理由として、住職を継職した途端、父親が役目が終わったと感じてしまう場合がある。

役目が終わったと感じる人の場合、急に体調を崩しやすくなる場合もあるのだから!との

意味でした。父親を大事にしなさい。なるべく役目を負ってもらって、活躍してもらいなさい。

との事でした。私も住職を継ぐより、少しでも楽していたいなぁと思っていたので、

先生の教えを守って、通称は住職だけど、公的には父から交代していなかったのです。

そろそろ、この状況に変化が起ころうとしています。