西照寺オンライン相談

西照寺オンライン相談は、親のこと、家族のこと、葬儀やお墓のこと、これからのことについて、まだ言葉にならない思いや、家族には話しにくい迷いを、僧侶がオンラインで静かに伺う相談の場です。

悩みを解決するための相談ではありません。人生の答えを示す場所でもありません。親子関係や家族のあり方を評価する場所でもありません。

「親に聞いておきたいことがあるけれど、何を聞けばよいのか分からない」
「家族には話しにくいことがある」
「葬儀やお墓のことが気になっているけれど、まだ誰にも話せていない」
「子どもや家族に何かを残しておきたい気がするけれど、まだ言葉になっていない」

そのような思いを、まず一度話してみるための小さな入口として、西照寺オンライン相談を開いています。

親に聞く前に、まず話せる場所として

西照寺では、これまで「親に聞いておく10のこと」という取り組みを通じて、親が元気なうちに聞いておきたいこと、亡くなった後に聞いておけばよかったと感じることについて考えてきました。

しかし、実際には、親に聞きたいことがあっても、すぐに聞けるとは限りません。

何を聞けばよいのか分からない。どう切り出せばよいのか分からない。急にそんな話をしたら、親が嫌な気持ちになるのではないかと感じる。家族に話すと、話が大きくなってしまいそうで言い出しにくい。

そのような時に、いきなり親や家族に話すのではなく、まず自分の中にある思いを一度言葉にしてみる場所があってもよいのではないか。西照寺オンライン相談は、そのような考えから始めた取り組みです。

家族には話しにくい思いを、家族の外で一度話してみる

家族のことは、本来なら家族で話し合うべきことかもしれません。でも、家族のことだからこそ、家族には話しにくいこともあります。

親を悪く言いたいわけではない。
誰かを責めたいわけでもない。
家族の問題を外に出したいわけでもない。

それでも、自分の中にある思いを、一度どこかで整理したいことがあります。西照寺オンライン相談では、そうした思いを、結論を急がずに伺います。うまく話せなくても構いません。何を相談したいのか、はっきりしていなくても構いません。話してみた結果、今はまだ何もしないと決めても構いません。

まず、自分の中にあるものを一度言葉にしてみる。そのための時間として利用していただければと思っています。

親に聞きたい方にも、残したい方にも

西照寺オンライン相談は、親に聞いておきたいことがある方だけを対象にしたものではありません。

親の立場から、子どもや家族に何かを残しておきたい方。
本人の立場から、自分の中にある思いを一度確認しておきたい方。
子どもや子孫はいないけれど、次の世代に何かを残しておきたいと感じている方。

そのような方にとっても、話し始める入口になればと考えています。

今すぐ言えない言葉があります。でも、今すぐ言えないからといって、その言葉が消えてしまってよいわけではありません。家族に伝えたいけれど、まだ伝えられない。子どもに残したいけれど、どう言葉にすればよいのか分からない。誰に向けたものか分からないけれど、自分の中に残っている思いがある。そのような言葉になる前の思いも、西照寺オンライン相談では大切に伺います。

相談から、一言を預かることへ

西照寺オンライン相談は、話を聞いて終わるだけの場ではありません。もちろん、話してみて、そこで終わることも大切です。無理に次の行動を勧めることはありません。何かを残すように急がせることもありません。

一方で、話してみることで、短い一言が見えてくることがあります。

ありがとう。
ごめん。
あなたがいてくれてよかった。

そのような一言は、長い文章ではなくても、その人から実際に現れた言葉であれば、大切な意味を持つことがあります。西照寺では、オンライン相談の先に、「一言預かり」という取り組みも考えています。これは、今すぐ誰かに渡すことはできないけれど、消えてしまってよいわけではない一言を、どのように大切に扱えるのかを考える取り組みです。西照寺オンライン相談は、その手前にある入口です。

まず話してみる。言葉になっていない思いを、少しだけ外に出してみる。そのうえで、残すのか、残さないのか、今はまだ決めないのかを考えてみる。そのための場所として、西照寺オンライン相談を開いています。

相談方法について

西照寺オンライン相談は、西照寺公式LINEに登録していただいた後、LINEのビデオ通話で行います。

最初の15分は、まず話してみる時間として無料でお話を伺います。

これは、何かを売り込むための無料相談ではありません。また、無理に継続を勧めるための時間でもありません。もう少し丁寧に話したい場合や、続けて整理してみたいことがある場合には、2回目以降の有料相談をご案内します。ただし、無理に継続を勧めることはありません。

最初の15分だけで終わっても構いません。話してみた結果、今はまだ何もしないと決めても構いません。親のこと、家族のこと、葬儀やお墓のこと、これからのこと。そして、子どもや家族、あるいは次の世代に残しておきたい思い。そうしたものを、まず一度話してみたい方は、西照寺オンライン相談をご利用ください。

以下では、西照寺noteに掲載した「西照寺オンライン相談」連載第1回から第8回までの記事をご紹介します。

西照寺オンライン相談①|親のことを、誰かに話してみたいと思ったことはありますか?

西照寺オンライン相談②|家族のことを、家族以外に話してもいい

西照寺オンライン相談③|15分だけ、親のことを話してみる

西照寺オンライン相談④| 何を相談したいのか、はっきりしていなくてもいい

西照寺オンライン相談⑤|親に聞きたい人だけでなく、残したい人のためにも

西照寺オンライン相談⑥|今すぐ言えない言葉がある

西照寺オンライン相談⑦|一言だけでも、残しておきたいことがある

西照寺オンライン相談⑧|話したあとに、一言だけ残しておくということ