日記

あけび

おはようございます。副住です。
突然ですが、皆さん、これ何だかわかりますか?
akebi
「あけび」です。小学生の時、帰り道に始めて見つけ、なんだ?これ??と思って家に持ち帰りました。
すると、私の祖父が「ほお、あけびだ!これはうまいんだぞ!!」と教えてくれました。
その時、祖父はあけびを食べてみせました。
akebii
食べられる部分は、このイモムシみたいな形をしている部分。
確認できる黒い部分は種です。ほとんどが種なのですが、種の周りについている白い部分が食べられる部分。
食べられるといっても、舐めるといった方が適切な表現かもしれませんね。
歯でかじるタイプのものではありません。ほんのり自然の甘さがただよいます。
因みに、種は小さくブツブツしています。一つ一つの大きさは「ごま」くらいです。それが密集しあって、写真のように固まって見えているだけ。
「あけび」は鳥が実をつついて食べるのです。鳥は種まで食べてしまい、種は糞として排出されます。
祖父の話では、鳥の糞として排出された種だけが、新たに芽をだして新たな「あけび」に成長していくのだとか。
うまいことできているんだな。
久しぶりに散歩をしていたら「あけび」をみつけたので、とってみたものが上記写真です。
ここまで中身がきれいな状態で採れたのは初めてです。ほとんどが鳥につつかれた後だったり、中身がちょっと欠けていたりするのです。
妻に見せたら、「気持ち悪い・・・」と言っていました。私が食べてみせたら、妻も続きました。
感想は「ふーん。始めて食べたけど、不味くはないけど、もういらない・・・」だそうです。
祖父が「うまいんだぞ」と言っていたことを思い出してみると、飽食の時代について考えさせられました。
そうそう、昨日の東京仏教学院の帰り道、月が気になったので、高速のパーキングエリアに止めて、月をみました。
月の上の部分が赤黒くなってました。これが皆既月食か!と思いながら、少し見つめていました。