日記

お坊さんが行う 心のストレス解消法

おはようございます。副住です。
心身ともに疲弊したので、朝から心のリフレッシュをしてみました。
あくまでも個人的な習慣というか、私が精神的に苦しくなった時に行う行為です。
昨日は早く寝てしまいました。人間、疲れると自然と寝てしまうのですね。
帰宅後お風呂に入ったらそのままZZZ
9時すぎだったようです。
今朝は5時に起床し、所用を済ませ、入浴(私は朝お風呂に入るのです。冬場は夜も入るけど)。
サッパリしたところで、誰もいない静かな場所(今日は私の書斎の勢至菩薩像の前でした)で座ります。
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(勢至菩薩は阿弥陀仏の智慧をあらわす菩薩です)
目を閉じて心を落ち着けます。(落ち着かない場合もあります。ソワソワしている時。そんな時はダメです。野放し状態にして、心のすき放題にさせる。やがて時間が経過すれば、落ち着ける時が訪れます。僕の場合はそうなります。)
その状態がきたら、心の中で、仏様と会話します。(はっきり言って妄想の世界に入るわけです)
【以下、妄想の世界での仏様と僕の会話】
僕の心の叫び「ああ!もうスッゴイ疲れる。もう嫌だ」
妄想の仏様「本当に疲れてるね。嫌だよねぇ。大変だ。少し休んだら?」
僕「休みたいですが、やすめませんよ。仕事なんですから」
仏様「そうだね。ではどうしよう?」
僕「どうにもならないから、大変なんです。ただただ我慢するしかないってわかってるけど、やってられないんです」
仏様「そうだね。ところで、なぜ我慢するの?」
僕「自分の思い通りにならないから・・・でしょうか」
仏様「思い通りにしようと思ってしまうんだね」
僕「そうですね。なぜそう思うのかわかりませんが、心の奥底から欲求がでてきます」
仏様「その欲求に心を任せると、時に苦しくなるね。苦しみを深めてしまう時がある」
僕「・・・だったらどうすれば?」
仏様「欲求に心を任せないで、今日の場合は〝あるがまま”ということに心を任せてみる」
仏様「川の流れのなかに岩がある。川の水が穏やかな時も、川が増水して激しくなったとしても岩はあるがままにしている」
「流れが激しければ、激しい流れを受け止め、穏やかな流れであれば、穏やかさを受け止めている。あるがままにしている」
「色々な流れを受け止め、いずれ岩には独自の形が刻まれ、自然美がそなわる」
「時に、あるがままを受け入れることは、不完全な人間を美しく成長させるであろう」
僕「岩が流れに対してイチャモンつけても仕方がないですしね」
「なんとなく、心の苛立ちが少なくなった気がします」
今朝はこんなやりとりを妄想しいてみました。
少し仏教の力をかりて、そして人間としての思いも重ねてみました。
こんなことをやりながら、私は心のストレスと向き合っています。
結構助かりますよ