日記

副住職のお寺づくり②

こんにちは 副住です。
昨日は暖かかったですね。個人的にはもっと暖かいと安心できます。
しかし、明日からまた寒くなるのだとか。
このように寒暖を繰り返しながら春になっていくのですね。
さて、昨夕も青年会議所(JC)が行うジュニアスキー2015の事前説明会を開催したため、行ってきました。
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(これは会場でのリハーサル)
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ここのところ、体がとても疲れていて、食欲がなくなっているので、本当に休みたかったのですが、しかし大事なことなので行ってきました。
行く最中、不調もあったので、こんなことを思いました。
「毎日毎日何やってんだろ?僕!?」「JCのメンバーって仕事でもないのに、毎日こんなことして、本当に馬鹿だな」・・・
今日改めてよくよく考えてみると、本当にそう思います。
それだけ会議やら、企画やらが盛りだくさん。毎日あります。(今日も朝からJCの取材がありました。ケーブルテレビで流すものです)
しかも比企青年会議所は今メンバーが少ないので、入会まもない私も行かないと始まらない。
つまり、他人事ではいられないのです。我が事のように感じてしまう為、疲れてても行ってしまうのです。
そこが、「馬鹿」なのです。
しかし、こうやって皆で一緒になって行動していくことで、何にも代え難い連帯感や仲間意識が芽生えてきます。
私はまだ、入会してまもないのですが、たった3ヶ月で仲間意識が芽生えてきました。
たぶんJCは、この仲間意識が持てることが重要なことなのだと思います。
集団になって、必死になって、皆で活動をこなしていく。
こうやって、各々の力があわさって、大きな力となっていくのだと思います。
しかも携わるメンバー一人ひとりが活動を、我が事として取り組んでいく。これが一番大事。
JCの活動は、収益事業などと全く異なります。
むしろ年会費を払って活動しているくらいです。比企JCの目的は地域社会の為の事業だけなのです。
つまり個人的な利益や快楽を求める場所ではないのです。そこに個人的な時間と労力をつぎ込みます。
ですから、個人的なことが優先される現代では、メンバー減少が著しいのです。
なるほど、比企JC(その他のJCでも)にメンバーが少ないことが理解できます。
しかし、JCは大事なことを教えてくれます。
今後は共同体がこれまで以上に大事となってくることでしょう。
その共同体が輝く共同体となるには、それは個人の利益や快楽を第一に優先していく場ではなく
皆のことを考えられる、皆が我が事として考えられる共同体でしょう。
なんだか、JCはお寺ととても似ているように思います。
ただし、お寺はJCよりも古いのです。圧倒的に。
お寺は地域の中心であったり、文化の土台であったり、歴史があります。またすべての土台となりえる基本理念たる教えがあります。
そう考えると、お寺はとっても強い。
ただし、我が事としてお寺を考える人が致命的に減少しつつあるのだと思います。
お寺には仲間をつくることが大事だと僕は思います。
JCに入って3ヶ月の間だけですが活動をしてみて、そんなことを感じました。