日記

仏教書レビュー 伊東忠太氏設計 大谷光瑞建造 二楽荘 二楽荘史談

おはようございます。副住です。
浄土真宗総合研究所(東京支所)の業務で、仏教書レビューというサービスがあります。
仏教書レビュー
いわゆる、仏教書を多くの方に読んでもらえるよう、新刊書の内容を紹介するサービスです。
研究所の研究員が、新刊書を読んで内容に問題がなければ紹介文を書き上げます。
以後、こちらのHP上で更新されるシステムです。
私たち研究員の仕事は、新刊書の内容が浄土真宗の教義や仏教の教義と合致しているのかを点検することに
一番の役割があるのです。
それから、手軽な仏教書かどうかを判断します。
例えば、仏教の知識が全くない方でも、読めるような内容であるか。
あるいは、仏教の知識が多少ないと読めないようなものなのか。など。
(おおよそ、各研究員が判断するので、仏教の素人でも大丈夫!と判断されたものが、実はそうではなかった!というようなこともあるかもしれません)
先月、私は『無知の壁』(養老孟司さんとスマナサーラさんの対談本(釈撤宗さんが聞き手役))の紹介文を書きました。
紹介文は来月に更新されると思います。
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一昨日、築地本願寺の研究所に入室し、HPレビュー編集担当責任者(Tさん)のデスク上をみると、興味深い本が置いてありました。
(Tさんは、日々仏教に関する新刊本が出版されると全て購入してます。数年前からです。しかも自費のようです(笑) なので、デスク上はいつでも新しい本が置いてあり、私たちは興味深い本を見つけると、ちょっと内容を見て購入するかを決めます。とても便利です(笑) 因みに、Tさん、必要ないと思った本は、古本屋に売っているのだそうです(笑) けっこう損してると思う)
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二楽荘史談。 
二楽荘とは、神戸にあった今はなき素晴らしい建物。
本願寺22代門主 大谷光瑞さまが建てられた別荘というのか、文化建造物というのか。
大谷光瑞
二楽荘
二楽荘は伊東忠太氏が設計(築地本願寺も伊東忠太氏の設計)した、逸品でした。
残念ながら昭和初期に焼失してしまったようです。
その二楽荘の写真などが残っているのですね。
それがこの本に数ページのってました。
早速購入してみます。