日記

現地研修会の2日目

こんにちは 副住です。
昨日の続きです。
現地研修会の2日目は、戸隠を出発し
信濃方面に向かいました。
本願寺派のお寺さんに立ち寄り、ご住職より
お話しを伺いました。
このお寺さんでは、戦争時に梵鐘などが没収された過去を
教えていただきました。当時は、武器に使用する原料調達が国内
でも行われ、お寺もその対象となっており、多くのお寺では、本
堂においてある鐘や梵鐘などが国に没収されてしまったのです。
このお寺でも、梵鐘が没収されてしまいました。
その名残として、現在も残されているのが、これです。↓
当時からある鐘つき堂です。
ただし、吊るされているのは、鐘ではなく
石です。鐘は没収されてしまったので、石を吊るしているので
す。何故、石を吊るしたのかといえば、鐘つき堂が壊れない
為にです。話を聞くと、鐘つき堂は、鐘をつけることを前提に
建てられている堂であって、鐘がなくなると、堂が風などで
倒壊してしまうのだそうです。つまり、重しがないと飛んで
しまう恐れがあるため、鐘の代わりに石を吊るしているのだ
そうです。私も知りませんでした。
こんなものを見たのは初めてです。
1時間ちょっと、お話しを伺い、その後、長野市の善光寺さんに
善光寺さんの入口です。
山門なのかな!? これを通って、いよいよ本堂です。
やっぱり立派ですね。私も何度も来ていますが、改めて凄い。