日記

本当に面倒なことになってますね。

おはようございます。住職です。

連日寒いですね。

私は一昨日と昨日、西照寺のご門徒が亡くなったので、法務の為、神奈川に行ってきました。

それにしても、故人はとても人情味あつく、後輩を育てる人生を全うされた生涯を遂げられました。

その為、このようなコロナ禍でありましたが、多くの方が会葬に来られました。

もちろん、このような最中だから、読経中の会葬ではなく、時間をズラしてのやり方でした。

読経中は、主にご遺族だけ参列された形式です。

その為、人口密集地帯ではありますが、コロナ対策は確認できました。

ただ、火葬場に行った際だけ、敷居のない会食場(軽食ですが)だったので、私は気をつかってしま

いました。

実は、私はコロナに感染しているんじゃないか!?と自分がコロナ感染者のつもりで行動するようにしてい

ます。感染者が多くなってきた今月から、ご法事でご門徒のご自宅にお参りに行かせていただく時も、

お茶を入れていただくのですが、自分がコロナかもしれないと考え、折角入れていただいたお茶ではありま

すが、お気持ちだけ頂戴し、理由をお伝えし、辞退させていただいているのです。

もちろん、読経はマスクを着用したまま行っています。

そのような訳で、今回のお参りも、自分が感染していると思っての行動を心掛けました。

しかし、ご葬儀はご法事とは異なり、会食の場面があります。私も自分の懸念点をご遺族にお伝えするので

すが、それでも、ご遺族から同席を希望されると、それを頑なにお断りすることも変ですし、

私も色々とお話できる機会として嬉しくもあるので、短時間だけ同席させていただくことにするのです。

ただし、感染対策を確認はします。

今回の場面では、対面ですが、間に飛沫防止シートが設置されていたので、もし私が飛沫をだしたと

しても、防止シートで大丈夫かな!?と素人考えで安心し、同席をさせていただいたのです。

おそらく、私も大丈夫だとは思っておりますが、なにより、都会に外出する機会(お参り)も多かったと

言えば多かったですし、必ず大丈夫!とも言えません。もちろん、移動は全て一人で車です。

色々と気を付けているけれど、正直ここまでくるとわかりません。

それなので、自分で周りに移さない行動を心掛けているのです。

それと同時に、やはり家族にもうつしてはいけないと思い、私は自坊で隔離生活を行うこととしています。

徹底しているつもりです。もちろん、限界はあるけど。

しかし、困ったことに、人によって受け取り方は様々です。父親に限っては大丈夫だ!大袈裟だ!とか言っ

てきます。実は、このような人が危ないのではないか!?とも思っていますが、逆に心配しすぎの人こそ

かえって感染するんだ!という説もあります。だから、何が正解かわかりません。

ただし、今私がここまで徹底する理由というものがあるのです。言い分ですね。

それは年末年始、医療機関は閉鎖されるところもあるでしょうし、万一、その時にご門徒や家族(特に高齢

な親)が発症したら大変なことになります。その原因が私だった!と、もし判明したら、それこそ後悔しか

ありません。万一、そんな事にでもなったら、私は今後の人生その問題をずっと引きずっていかねばなりま

せん。それは嫌だ!非常に自分勝手な見解(笑)ですが、そうならない為に、大袈裟だけで慎重を期している

のです。もちろん、年が明けて正常な状態になれば、普通の生活に戻るつもりです。

こんな生活、長くは続けられません。無理。

上記のような理由で、今は家族の中で一番外出する頻度が高い私が、外出を伴うお参りは全て担当し、

その代わり年末まで隔離生活を遂げることとしているのです。今はその真っただ中。

春先も隔離生活を行っていましたが、今回は冬ですから、とても寒いのです。

私は毎朝お風呂に入る習慣があるのですが、春先は、本堂のある建物にシャワー室が設置されているシャワ

ー室に入れば良かったのですが、冬はシャワーだけでは寒すぎて無理なのです。

そこで、仕方なく自宅のお風呂を沸かして入るしか方法がありません。(そこまでしても入りたい)

今はそれだけが厄介ですね。もちろん、入る時はマスクと手袋着用し、自宅にウイルスを持ち込まない

ように心がけております。もちろん、ウイルスもってないとは思っていますが、念のためです。