おはようございます。住職です。
それでは、昨日の続きです。
今後の日本人は、より世界の人々を相手に活躍を求められる時代に入っていくと、私は考えています。
数十年後は、日本国内の日本人だけを相手にして生活していくよりも、世界の人々に向けてビジネスを展開
する方が現実的となっていくでしょう。その理由は、日本の人口減少です。世界的にみれば、人口は増え続
けますが、日本だけを見れば、人口減少はとまりません。数十年後は今の半分の人口となっていきます。し
かし、世界では人口が増え続けるので、相対的に日本の影響力は弱体化していくのです。
日本市場も、人口が少ないのですから、相手にされなくなっていくでしょう。昔は海外製の電化製品などを
買っても、説明書は日本語で書かれてありました。今は、アマゾン(ネットのお店)で体温計を購入して
も、送られてきた品物に添えられている説明書は英語と中国語です。日本語で書かれていない。
すでに、日本市場は相手にされなくなってきたのです。英語は世界の標準語として扱われますし、中国は人
口も多く、巨大市場ですから、ビジネスとしても中国人から嫌われたらダメなわけですね。だからこそ、説
明書は中国人が読めるように、中国語でも書かれてあるのでしょう。
今後、日本の人口が減少し続けるのですから、益々相手にされなくなってきます。