こんにちは 住職です。
早朝から雨が強く降り、今日は真夏なのに、日中25度なんて時間帯もありました。涼しい!
私の中だと、この時期に暑さのひと休憩ができるなど、あまり記憶がありません。
大学時代だったか、一度だけ冷夏がありました。あの時は全く暑い日がなく、夏が来なかったような
気がした年がありましたが、それは例外として、真夏なのに、こんなに涼しい日はなかなか記憶にありませ
ん。
今日は雨が降ったり止んだりの日となってますが、涼しいこともあってか、お墓参りに来られる方は、なか
なか多くいらっしゃいます。
やはり日本人は、お盆とお彼岸には皆でご先祖様のお墓を訪ね、キレイにお掃除され、ワイワイされる光景
が確認されます。今でもそれが日常生活の中にあるわけですから、この点に関しては、もう少し守られてい
くような気がしています。そんな光景を見ていると、なんだか私は安心できる気持ちになれるのです。
たぶんですが、私のセンサーが感じるこの光景は、日本人として失ってはいけない砦のような気がしている
のです。理由は明確にはわからないのですが、本当に私の感覚がそう言っています。
不思議と、何かがあるのでしょうね。論理的な私ですから、論理にならない「何となく」に違和感を覚える
のですが、しかし直観というものは時として論理を超えてくるものがあるし、今はそう思っておくこととし
ます。
さてさて、今年のお盆は困ったことに天候が微妙っぽいし、15日の法要を勤める日だけ、晴れ!とでてい
るし、ちょっと不安もあります。15日にお参りが集中すると、感染防止対策がしっかり行き届かなくなる
恐れが高まるからです。暑さ対策とコロナ対策の二つが一気に押し寄せると、どうしようもなくなる場合
もありそうです。室内は冷房をしながらも、換気をしなくてはいけないし、同じ部屋に待機する時間も短く
していただかねばなりません。色々と気配りが行き届かなくなる恐れが高まるので、ちょっと不安になって
きました。明日や明後日も晴れであってくれれば、15日だけに集中するという心配も若干減るのですが。