日記

激変の時代

おはようございます。住職です。

1990年代頃からインターネットが世界的に普及し、同時頃に携帯電話も普及。

これまで無かったPCや携帯電話が新たに登場し、生活必需品となりました。

その後2010年前後に、スマートフォンが登場し、カメラやフィルム、写真現像店が姿を消していきました。

さらにデジタル革命を迎え、AIやIoT、5GやDXなど旧来型の社会から新型社会への移行が見えています。

これらは技術革新による発展であって、そこに経済がくっついて、相互作用の中で新たな社会を形成してい

く流れとなっているように思います。もちろん、医療なども技術革新により進展しています。

そんな中で、2019年の年末頃から、世界は新型コロナウイルスという感染症に苦しめられることとなりまし

た。色々な条件によって、旧来型の社会が新時代への移行期にあるのだろうと思っていました。

私達は、これら上記の諸条件の変化にどのように対応するかが求められる時代であって、そこに新たなチャ

ンスも拡がっている為、希望の時代でもあると考えていました。これまでは。

まさか、今回のような形で、ロシアがウクライナを侵略することとなるとは、予想もしていませんでした。

何だかんだ言って、そこまではやらない。ギリギリの状況で探り合って、落としどころを探っており、最終

的に落ち着くのだろうなと、思っていたのです。それが間違いでした。

政治の世界でも激変の時代であることを、今回の件で思い知ることとなっています。

私個人の所感ですが、ウクライナは国だと思っています。一つの国の主権が、大国には認められず、

一方的に武力行使をされて、抵抗もむなしく陥落しそうな状況となっています。

世界はそれを止めることができませんでした。今も尚、指をくわえてみているだけ。

私達は、これまでのルール(旧来型)が通用しなくなった瞬間を確認しているのです。

これまでのルールとは、きっとイギリスやアメリカを中心とする民主主義と、中国・ロシアを中心とする

共産主義や社会主義というのか、それらの力のバランスの上で成り立っていた暗黙のルールだったと

思います。民主主義的観点から言えば、選挙によって決められた各国の主権は尊重されるべき事柄であり、

それを他国が武力で制圧するような軽視した態度は許せない事柄です。

しかし今回は、まさにそれです。

今回のロシアの行動に対し、民主主義を尊重する国々は、経済制裁でしか対抗できませんでした。

今回のロシアの行動を許してしまったのです。軍事行動の前から。

となると、これまでのルールが崩壊し、大国の武力による制圧は、ある種成立してしまった!ことになり得

ます。このまま、ウクライナの現政権が、ロシアによって倒され、新ロシア派の新政権が誕生したとしたら

それは、通じる行為となってしまうわけです。やったもん勝ち!となってしまう可能性があるのです。

つまり、世界のパワーバランスのルールが変わる火ぶたが切られたのが今回の侵略です。

こうなってくると、民主主義を大切にしている小さな国々は大変ですね。

主義が異なる大国に隣接する国は大変です。

東アジアで言えば、日本と韓国です。今後かなり不安な状況を迎える可能性もあるし、何よりも大国に対抗

できる力などは有していないし、そもそも放棄しているわけですから。

こうなると、もしも!の場合、大国からの侵略を認める覚悟も我々には必要そうですね。

話し合いや分かり合う気持がお互いに無い場合、対立の構図の場合、人類は強い方に負けてしまう。

この場合、選択は2つ。

① もしもの場合、対抗しない。(お互いに分かり合うことを大切にする環境維持に努める)

② 相手に対抗できる力を持つ。(分かり合うことが無理だと諦めて)

私は①がいいです。仏教者としても当然そっちの道。しかし、これには究極的な覚悟がいりますね。

相手の出方次第で、最終的に侵略されても仕方ない!と思える覚悟ですね。この場合、人間ですから家族に

被害があった場合、あるいは酷い状況に追いやられた場合、気持ち的に我慢できるのか?との

懸念点はかなりあります。全然甘くない状況です。地獄でしょう。

それを本気で思えるか?私は人間としてよくわからなくなります。

そんな状況になって欲しくないし、ならないようにしないといけませんが、今回の件をみてると

これが現実なんだ!と思わされます。皆さんは如何思われますか?

これまで私が生きてきた時代は、ある意味平和な時代であって良かったと思いますが、これから先はそうで

はないんだな。と思ってしまう今を過ごしています。

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