日記

能登の大きな地震で思わされた事

おはようございます。住職です。

今日でGWも終わり。GWは天気予報で報じられていたほど、雨は降りませんでしたね。

それにしても、昨日、北陸で大きな地震があって、さらに大雨予報。

地盤が緩み、揺れが重なると、色々と心配が大きくなります。どうぞ何事もありませんように。

大きな地震があると、私はどうしても東日本大震災が頭を過って、そろそろ南海トラフ地震とか

関東大震災のような地震がくるんじゃないだろうか!?と、不安な気持ちになります。

生きている年数を重ねていくと、歴史的ともいえる悲劇を目前にする場面が増えてきますね。

私にとっては、東日本大震災や原発事故、世界的なコロナ(疫病)の流行、ロシアのウクライナ侵攻。

オウムの事件もそうだったと思いますが、特に私が30歳以降になって、世界的に衝撃的な悲劇を経験しまし

た。

因みに、私は幼少期、祖父母(母型の)と同居していた(私の父が、母の両親を引き取ったから)ので、

祖父から祖父の人生を聞いたことがありました。大きな出来事としては、第二次世界大戦と関東大震災。

この2つでした。当事者として第二次世界大戦を経験しているなんて、私は嫌ですが、相当な心労だった

のだろうと拝察します。また、祖父は東京に住んでいたので、関東大震災でも被災しました。

短絡的ですが、日本の中で時間軸を100年でみた場合、大きな出来事としては

第二次世界大戦、関東大震災、東日本大震災、原発事故、コロナ、これらがあげられるのかもしれません。

もちろん、悲劇に大きいも小さいもあったもんではありません。悲劇は悲劇です。比べられない。

だけど、多数の人を巻き込み、規模が甚大という意味で考えた場合、上記の出来事があげられると思いま

す。そう考えると、私の人生で、もう大きいのが2つ乃至3つ(東日本大震災と原発事故を分けた場合は3

つ)あったわけだし、これ以上は無いで欲しいです。南海トラフ地震が東日本大震災クラスやそれ以上など

と言われ、さらにそれが起きたら、富士山も噴火するかも!?と言われていたり、不安を助長させますが、

そんなもん、こないでくれ! と本気で思います。

一応の平和な状態であり、衣食住に恵まれ、「生きる」という面では非常に恵まれた時代に生れてこれた

ことに、私はもっと感謝した方がいいと思わされました。なかなか普段は感謝に目が向きません。

でも、そういうことなんですよね。

普段から有難い境遇におかれていると気付けない、感謝できないことが、一番の悲劇なのかもしれません。