おはようございます。住職です。
48歳になりました。48年前の昨日、地球の地に個人として誕生できたのです。
以来、48年が経過したのですね。感慨深い。ここまで48年間は、結果的にですが、
無事に、特に大きな問題もなく生きてくることができました。本当に有難いです。
ポツポツと自分なりの問題を抱えたこともありますが(大学受験に失敗するなど)、
今になって振り返ってみれば、大した問題ではありませんでした。むしろ、失敗したことで
その後に得たものもあったと思うからです。人生は、時に自分の意識的な面でも岐路に直面する
ことがあります。どの道を進もうが、一つの道しか選択はできませんし、やり直しもできません。
ですから、どの道が正解だったのか?など、振り返っても仕方ないのです。
それよりも大事なことは、選んだ道を必死に歩むこと。そして、それを受け入れることだと思います。
時に、自分の選択を受け入れられないでいると、違う道が正解だった!と後悔に繋がってしまうのです。
だからこそ、岐路にたった時、私はいつも覚悟して道を選択するようにしてきました。
この道で行こう!と決めた時、同時に覚悟もするのです。どんな覚悟か?といえば、後悔しない覚悟です。
換言すれば、この道が正解だったと思えるように、必死に頑張ろう!と覚悟するのです。
こんな考え方に至ったのは、おそらく大学院頃以降の事です。それまでは、まだまだ精神的におこちゃまだ
ったので、いい加減でした。ですから、結構後悔もありました。
漫画で、北斗の拳というものがありますが、私が小学生の頃にTVでやっていたものです。
敵をやっけるシーンが、あまりにも残酷なので、当時は親御さんが、北斗の拳は見せない!という家庭が
あったほどのものです。我が家も、同じように見るんじゃないよ!と言われました。
高校生頃になって、漫画で見るようになったのですが、その漫画で、ラオウという魅力ある登場人物が
でてくるのですが、そのラオウが主人公と対戦し、最後を迎えるのですが、その際に発した言葉が
「わが人生に一片の悔いなし!」と言って右腕を天に振りかざして絶命する場面があるのです。
当時は、それをみてカッコいい!と感動したものです。
人生に一片の悔いがないなんて、そんなことあるのか?と思ってしまいますが、もしそんな人生を
歩んでこれたなら、素晴らしいですよね。自分の生き方に納得した姿だと思います。
どうせ生きるのであれば、私も自分の生き方に自分で納得できる人生がいいです。
人生は一度きりですから、そんな事を年々強く思うようになっています。