おはようございます。住職です。
今日は秋のお彼岸の中日です。毎回春秋共にお彼岸の中日は、天気が悪いのです。
今日も西照寺のある東松山市は雨降りです。一面雨雲に覆われており、一日雨になるかのような
お天気です。
お彼岸の中日は、太陽が真東から昇って、真西に沈む日なので、方位が正確にわかるのです。
そんな貴重な日は、だいたい荒天となるのです。おそらく、今日も太陽が沈みゆく方向を目視で確認
することは難しいでしょう。雲があるから。
今でこそ、方位磁石があるし、GPSもあるので、正しい方角はいつでもすぐにわかります。
ですから、自然現象によって正確な方角を知ることができる機会は、昔ほど重要でないのかもしれません。
ただ、自然現象によって正確な方角を知れるんだ!っていう、ある種の「味わい」というのか、感傷という
のか、そんな部分があるんじゃないだろうか!と私は思います。
太陽が真東から昇って真西に沈む機会は、年間2回しかありません。貴重なのですが、だいたいが曇り空と
なるので、感傷に浸ることさえできないのです。まぁ天気なので仕方ないのですが、今年の秋のお彼岸も
雨雲に覆われておりますので、残念というほかありません。
西照寺のブログはもう10年以上続けていますので、だいたい過去のブログでは、お彼岸の中日には同じよ
うな方角についての記述をしていると思いますので、その時の天気も綴っているはずです。
私の記憶では、だいたいが天気が悪く、太陽が沈みゆく方角を見れない!との印象があります。
私も過去のブログを確認してみようと思います。