日記

怖かった。でも良かった。

こんにちは 住職です。

昨日は日曜日でお彼岸最終日。

暖かな陽気で、お墓参りも多く来られました。

そんな中、西照寺の駐車場に15時くらいから長

く1台の車が停車していました。

稀に日中、2時間ほど車が停車していることはあ

るのですが、今回は夕刻を過ぎても停まってい

ます。

17時を過ぎ、少し陽も落ちて来たし、お参りの

人もいなくなったし、西照寺も、本堂を閉めよ

うと思いました。

でも、まだ停まっている。

もしかして、西照寺の駐車場に車を置いたま

ま、お墓参りで待ち合わせた親戚などの車に乗

車して、他の所に外出しちゃったのかな?と

勘ぐりました。

まぁ、戻ってくればいいんだけど。

18時半頃、もう流石に外も暗くなり、ライトを

付けるような時間帯。

でもまだ停まってる。

え?と思い、一応、確認しておこう!と、停車

してある車に近づいていきました。

もちろん、誰も乗ってないと思ってます。

近づいてみると、何と運転席に人影が。

(°_°)

うそ!

薄暗い中、運転席に見えた人影。

恐る恐る近づいてみると、運転席で白いシャツ

を着た男性が、うつむいたまま座っています。

もちろん、意識はありません。

うそ! 少し近づいて見てみると、60代位の

男性でした。

あちゃー、もっと前に確認しておくべきたった

手遅れじゃないかな。

私は最悪の事態を察しました。

一応、私の家族に連絡しようとしたのですが、

なかなか繋がらず、仕方ないので警察に電話し

よう思いました。

警察に電話する前に、妻が自宅に居たので妻に

は伝えました。

妻は驚き、駐車場まででてきました。

そして、警察に電話する前に、一応車の窓叩い

てみたら?と。

そこで、私も嫌でしたが、再度車に近づいて、

大きな声をだしました。

すみません! 大丈夫ですか?と。

何度か声がけしながら、車に近づいて、窓を叩

こうとしたその瞬間、男性は目を覚ましました

うおー、嘘だろ? びっくりしたよー。

良かった。生きてた!

男性は急に起きたので、少しテンパっていたの

か、私の問いかけ(大きな声で、良かった!寝

てただけなんですね?)という問いに、車の窓

を開けて、「寝てました」と一言言い残し、

急いで車のエンジンをかけて、帰って行きまし

た。

いや〜、寝るのは良いけど、おそらく3時間半以

上も寝てたのかもしれません。

流石に驚きますよ。

私もこんな事は始めての経験です。

よほど疲れていたのかもしれません。

お疲れ様でした。