今は渡さず、未来のその時まで預かる言葉
誰かに伝えておきたい言葉がある。でも、今すぐ伝えたいわけではない。そんな言葉ってあるのかもしれません。
たとえば、「子どもが成人した時に伝えたい」「結婚した時に読んでほしい」「自分が亡くなったあとに届けてほしい」などの言葉です。
西照寺では、こうした言葉を未来のある時まで預かる、「未来条件付き保管メッセージ」という取り組みを考えています。
「未来のある時」に届ける
この取り組みでは、メッセージを預かるだけではありません。
あらかじめ、
- 誰に届けるのか
- どんな時に届けるのか
- どの条件が満たされたら届けるのか
を決めておきます。つまり、今の自分から、未来の誰かへ言葉を渡すための仕組みです。
自宅に置いておくだけでは難しいこともある
もちろん、自分で手紙を書き、自宅に保管することもできます。ただ、長い時間が経つと、置き場所が分からなくなったり、家族が整理の際に処分してしまったり、見つかっても「いつ渡すものなのか」が分からなかったりすることがあります。
未来に届ける言葉では、言葉そのものだけでなく、その言葉をどう扱うのかまで残しておく必要があります。
本人が残した言葉を、そのまま届ける
西照寺では、未来に届ける言葉について、後から誰かが書き足したり、AIで「本人らしい言葉」を作ったりすることは考えていません。大切にしたいのは、本人が、その時に実際に残した言葉です。未来だからこそ、「本人が何を残したのか」を曖昧にしない。それが、この取り組みの基本にあります。
今は言えなくても、未来なら言えることがある
今伝えると相手を困らせる。まだ相手が幼い。今は伝える時ではない。それでも、「この言葉は残しておきたい」と思うことがあります。今すぐ伝えることと、言葉を残しておくことは、同じではありません。伝える時を未来に託す。そんな選択肢があってもよいのではないか。そこから「未来条件付き保管メッセージ」は始まっています。
詳しい内容は、noteでもご紹介しています。
西照寺は、家族に今すぐ渡せない言葉や、未来に届けたい本人の思いを、本人の言葉のまま静かに預かる寺院です。
- 住所:埼玉県東松山市大谷2560-4
- お問い合わせ:0493-39-1445
