大谷浄苑情報情報・お知らせ西照寺の取り組み西照寺情報

未来条件付き保管メッセージ③

なぜ自分で保管せず、預けるのか

未来の誰かに届けたい言葉があるなら、自分で手紙を書いて、自宅に置いておけばよい。そう思う方もいるかもしれません。もちろん、それも一つの方法です。ただ、何年、何十年という時間を越えて確実に届けるとなると、自分だけで管理することには難しさもあります。

長い時間が経つと、分からなくなる

10年後や20年後に渡す手紙を、自宅に置いておいたとします。その間には、引っ越しをするかもしれません。家を整理するかもしれません。家族が片付けるかもしれません。そして、その手紙があること自体が忘れられることもあります。

見つかっても、扱い方が分からない

たとえば、「娘へ」と書かれた封筒が見つかったとしても、いつ渡すものなのか分からなければ、家族は困ってしまいます。今すぐ渡すのか。結婚した時なのか。本人が亡くなったあとに渡すのか。

つまり、言葉だけでは、本人の意図まで残らないことがあります。

自分の死後には、自分では届けられない

自分が亡くなったあとに渡したい言葉なら、誰かに頼んでおく必要があります。ただ、頼まれた人が何十年も覚えていられるとは限りません。その人が先に亡くなることもあります。だから、人の記憶だけではなく、仕組みとして残しておく必要が出てきます。

預けるのは、言葉と「扱い方」

未来条件付き保管メッセージでは、文章や音声だけを預かるのではありません。

一緒に、

  • 誰に届けるのか
  • いつ届けるのか
  • どんな条件で届けるのか

という本人の指定も残します。

つまり、メッセージと、その扱い方を一緒に預かるということです。

本人が残したものを、そのまま未来へ

さらに、預けた後に誰かが勝手に内容を書き換えたり、「本人ならこう言っただろう」と言葉を足したりしないことも大切です。未来の受取人にとって重要なのは、文章がきれいかどうかより、「これは本当に本人が残したものなのだ」と分かることかもしれません。

未来条件付き保管メッセージは、単なる保管場所ではありません。本人が残した言葉と、その扱い方を、未来まで一緒に預かる取り組みです。

詳しくはnoteでもご紹介しています。

西照寺は、家族に今すぐ渡せない言葉や、未来に届けたい本人の思いを、本人の言葉のまま静かに預かる寺院です。

  • 住所:埼玉県東松山市大谷2560-4
  • お問い合わせ:0493-39-1445