大谷浄苑情報情報・お知らせ西照寺の取り組み西照寺情報

未来条件付き保管メッセージ⑤

預けた言葉を、未来までどう扱うのか

未来条件付き保管メッセージでは、本人が残した言葉を、未来のある時まで預かります。では、一度預けた後、そのメッセージをどのように扱っていくのでしょうか。

正式に預けた後は、勝手に変えない

未来へ届けるものだからこそ、途中で内容が変わってしまってはいけません。本人が正式に、「これを残す」と決めた後は、その時に残した内容を基本として保管します。誰かが分かりやすく書き直したり、後から文章を付け足したりしない。そこが重要です。

「作っている途中」と「預けた後」を分ける

もちろん、正式に預ける前であれば、本人自身が文章を直すことはできます。「やっぱり、この表現は変えたい」「もう少し考えたい」ということもあるでしょう。

そのため、作っている途中の段階と、正式に未来へ残す段階を分けます。そして、本人が納得した上で、正式な保管に入ります。

未来へ残すからこそ「あの時の言葉」を残す

たとえば、2026年に残した言葉を、20年後に届けるとします。その間に、本人の考え方や、家族の状況は変わっているかもしれません。それでも、未来へ届けるのは、2026年の本人が残した言葉です。

後から現在の考えに合わせて書き換えてしまえば、「あの時、何を考えていたのか」が分からなくなってしまいます。

ただし、やめることもできる

一方で、本人の意思は変わることがあります。「もう残さなくていい」「届ける必要がなくなった」と思うこともあります。その場合まで、無理に残し続ける必要はありません。未来へ残すことと同じように、残すのをやめることも、本人が決められることが大切です。

預かった側も、自由に使わない

未来へ届けるために預かった言葉を、別の目的で勝手に使うこともしません。本人の許可なく公開したり、内容を紹介したりしない。預かったものは、預かった目的のために扱う。その原則が必要です。

未来まで言葉を預かるということは、単にデータを保管するだけではありません。本人の意思と、その言葉の扱い方を、一緒に守っていくことでもあります。詳しくはnoteでもご紹介しています。

西照寺は、家族に今すぐ渡せない言葉や、未来に届けたい本人の思いを、本人の言葉のまま静かに預かる寺院です。

  • 住所:埼玉県東松山市大谷2560-4
  • お問い合わせ:0493-39-1445