お香
こんにちは 副住です。
昨日は住職の誕生日でした。
家族でお祝い・・・と思ったら、
夕刻には夫婦で出かけてしまい、肩をすかされた思いがしました。
まったく気ままですね。
先日、京都でお香屋さんにいってまいりました。
実は、西照寺にふさわしい香りを探してみようと思い
色んなお香屋さんを廻ってみようと思ったのです。
京都では、2件目のお香屋さんで話を伺った際、お香さがしの難しさを痛感してしまいました。
それぞれのお香屋さんには、異なる香りのお香が置いてあるようです。
私が行った2件目のお香屋さんは 京都の山田松香木店というところでした。
お店の方に事情をお話すると、ここだけでも400種類くらいのお香があるとのことでした。
もちろん香木屋さんなので、種類が多いのでしょうが、話を聞くなり 唖然としてしまいました。
無理だ。全部を比べるなんて、無理だ。400だけでも無理なのに・・・
色々なお香屋さんを廻る夢が果てなく散っていきました。
さて、お香について、興味深いお話を伺えました。
香木(原料)からお香はできているのですが、その原料に合成材などを入れることで
色んなお香ができているとのこと。(もちろん純粋なものもあるそうですが)
本当に落ち着く良い香りは、天然の純正の香木のみでできているものとのことでした。
昔(戦国時代)は、大将などが戦にでる前、気分が高まっているので
陣営の中でお香を焚き、気分を落ち着け作戦を練っていたと聞いてきました。
天然の香木の香りは、昔の人の経験からも、気分を落ち着かせる効果がみてとれるんですね。
因みに不純物が含まれるお香は、身体にもよくないそうです。
天然のも含めて、一応色々試してみようと思い すこしだけ買ってきました。
後日皆さんに、どの香りが西照寺らしいのか選定してもらおうと思っています。
先は長そうです。
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