普通に生まれてきて、亡くなってゆくつもりの人の意識は総じて「自分は残すものなど何もないから」というのが多いのかもしれません。
でも、案に反してそうではないというお話です。
わりと皆さんそうだと思うのですが、普段意識しないところで、
・仕事、趣味やライフワークで得た知識や経験
・人生振り返ってよかったこと
・逆に反省し、誰かに同じ轍を踏んでほしくないこと
・世界や政治経済、歴史に対する認識観
これらを胸に秘めて生きています。
「墓場に持ってゆく」という表現がありますが、こういった事柄を吐き出してみて人生は完結する、と考えられないでしょうか?
情報が多くインプットばかり先行する今の社会ですが、ちゃんとアウトプットすることで、充実した人生を象徴し、それが「楽しい長生き」につながってゆく。
ひいてはそういった動きの集積が、後に残る人たち(それは家族か他人かも問いません)の生き方も変えてゆく。
西照寺ではそのように考え、そのための取り組みの準備を開始しました。
是非ご注目頂けたらと思います。