日記

イギリスのEU脱退 世界的流れとなるか、「考え方」の転換点 キャメロン首相の責任

おはようございます。副住です。
昨日は驚きました。
イギリスがEU離脱の道を国民投票によって選択したのですから。
大きな転換点というか、最近世界の情勢が大きく動いているようで
私はとても大きな不安を感じています。
物事が変革する時には、いつでも不安はつきものだと思いますが、今回の不安は
混沌とした、大きな不安という意味で楽観的ではいられません。
この大きな変革というか、転換点に正体は、「思想」(あるいは考え方)だと私は
思うので、大きな不安となっています。私には、世界的な思想(考え方)の流れが
「内に内に」という、内向き志向が高まっているような気がしてならないのです。
そういった意味では、アメリカの次期大統領も、今回のイギリスの選択による影響
を受けても不思議ではなくなってきたように感じます。
つまり「トランプさん」ということです。
トランプさんは、口では「メキシコとの国境に壁をつくる」だとか
「イスラム人は入国できないように」などの主張をされたり、
「安保上、日本にある米兵施設なのだから、維持費などは日本が負担すべき」
との過激とも言える発言をされています。
これは、アメリカ国民という、いわば「内向き志向」を助長する発言。
つまり、アメリカ国民中心に考えたら、都合の悪いものが多々ありますよね。
という考え方で、国民に訴えているのです。
「自国さえ良ければ」という考え方は、結果、他者を排除してしまう動きに
つながります。これは大きな問題。
自国のアイデンティティを強めれば強めるほど、他者との違いが明らかとなり、
時に他者を排除していく動きにつながります。
他者排除の流れは、抵抗勢力を生み、やがて戦争と結びつきやすい環境を生んでい
くこととなると思います。まさに孤立化を深めていく考え方。
 
そのような流れの発端となりそうな懸念が、今回のイギリスの選んだ道です。
イギリス国民がEU離脱の道を選んだ大きな思いは、EUに加盟することで
起こった移民問題とも言われています。もちろん、一面的ですが。
EUに加盟することで、人の流れが活発になり、東欧諸国などから流入してきた移民
が、自国(イギリス)で雇用を確保する結果、自国民の働き場所が無くなってしま
うという現象、また自国民が収めた税金が移民に使われていることへの大きな不満
があったと伝えられています。
これはイギリスだけの問題ではなく、スペインやドイツなど他の国でも同じことの
ようです。だからこそ、今回のイギリス離脱は、今後他国にも影響し、離脱する国
が増えないか懸念されているわけです。
この動きや不満はとても良く理解ができます。我が事だったら、離脱を指示するか
もしれません。
しかし、もっと大きな目線。大局的視座に立つと、物事の見え方は変わってくるは
ずです。大局的視座に立って、国民を導いていく方こそ、政治家です。
今回その責任を負っている方こそ、キャメロン首相だったはずです。
キャメロンさんは、勝てると思って臨んだ国民投票だったと思いますが、
結果は敗北。キャメロンさんは、「次の目的地に導く船長として相応しくない」と
仰っておりましたが、私は正直「馬鹿か!この人!」と思ってしまいました。
敗北という結果に導いてしまった張本人です。政治家というものは、大局的な目線
で、できるだけ良い方向に国民の利益を考え導いていく方のことだと思います。
今回世論を2分した接戦結果だったことからみても、国民投票などをしなければ
まだ、決定打は迎えていなかったようにと思います。
今回の思想的な流れを受けた判断が、イギリスだけで終わるのであれば、まだいい
のですが、世界の他国を巻き込んでいくとするならば、キャメロンさんの責任は
重すぎます。今まで隠れていた自国民中心という考え方を、明るみに掘り起こし、
結果を出させてしまったのです。アラブの春のように、この結果が他国の潜在的
国民を呼び起こしかねません。是非、他国が追随しないことを願うばかりです。
 

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