平成を振り返る(平成最後の日)
おはようございます。副住です。
今日で平成も終わりです。
明日から新時代の令和。
思い返せば、私が小学校6年生の時、
昭和天皇がご崩御され、昭和64年が数日で終りました。
つまり、昭和64年が平成元年となったのですが、
それから30年と4ヶ月で、平成も終わりを迎えました。
私は42歳なので、人生のおおよそを平成という時代に
生きました。
私的に、平成はどんな人生を取り巻く時代の環境だった
のだろうか?と考えてみました。
大きくわけると2点ありました。
①世界的には、目まぐるしい変化を遂げた時代
ベルリンの壁が崩壊。ソビエト連邦の崩壊。
共産主義が弱体化と思いきや、中国は成長。
インターネット、携帯電話、スマートフォン。
情報伝達手段が著しく発展。今やAIやIoTなどが
成長産業に。
アメリカでは、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブッ
ク・アマゾン)が台頭。中国ではBATH(バイドゥ・アリバ
バ・テンセント・ファーウェイ)が。
現在の情報関連会社の先頭を走る世界的企業です。
これらは、世界的企業となりながら、平成の時代に
台頭してきた新興企業。
いずれも急激な速度で成長した企業です。可能性が満ち溢れる時
代でしたね。世界的に考えれば、「希望」にあふれた時代なのか
もしれません。
これだけ、平成という時代の世界の環境の流れは激変
している時代でした。
②日本では、徐々に衰退。嵐の前の静けさ。
戦争がなかった時代ですので、ある意味素晴らしい
時代でした。一方で経済的には、失われた20年(30年?)
?と言われるように、GDP(国民総生産)が上がらず、
日本は成長できないままの国となっています。その間、世界の
多くの国は、GDPをあげて、成長し続けています。
しかも日本は超高齢者社会・少子高齢化で今後は人口減少を迎
えることが必然。全体的に成長などが見込めない雰囲気で、
若者はますます希望が描きづらい国に。
もはや、日本がバブル期にブッチギリに成長した伸びしろも
あらゆる国々に追いつかれつつあって、希望がみえません。
平成は今日で終わるので、現時点ではまだ世界3位のGDP
を維持してますが、新時代では、ドンドン追い抜かれ、離されて
いくことでしょう。移民も受け入れないと、日本は倒れてしまう
でしょう。日本の存在感は一層低下。
もしかしたら、存在感が低位になれば、
財政破綻が起こり得るかもしれませんね。
今はまだ、世界的に影響力が大きい位置にいそうなので
破綻はないでしょうが、もし今後、GDPが落ちていき、
経済力を失っていくことで世界的な影響力が低下すれば
投資家も日本から資金を引き揚げ、財政破綻が現実となるかも
ですね。どのみち日本は一旦落ちる所まで落ちないといけないの
かもしれません。一旦落ちてしまえば、あとは成長しかないの
で、希望が持てる国となるかもしれません。
因みに、どんなことがあっても戦争は起こすべきではありませ
ん。
そのような意味で、平成は「嵐の前の静けさ」の時代であった
のだろうと推測してます。
私は今後、たぶん来るだろう「嵐」に備える為、色々ともがいて
いるのです。もがいてもがいて、ダメだったら諦めつくから。
いざ「嵐」が来た時、人生を後悔したくないからなのです。
後悔したくない人生を歩みたいだけなのです。
もし、「嵐」がこなかったら、ラッキー。