聞くこと
おはようございます。住職です。
あぁ、残念。今朝は雨です。walkingができません。
足の裏も痛いし、こんな時は無理してはいけないので、雨で強制休養となって安心はできるのですが
何だか、気持ち的には「やらなきゃ!」との使命感みたいなものが邪魔をします。
さて昨日、私はある事に気づかせてもらいました。それはお坊さんの仕事は「人の悩みを聞くこと」
もちろん、悩みを聞くことが仕事などと思ったことはありませんが、まぁ、言い方次第ではそうとも
言える。
私はこれまで他の仕事をしてきたことが無いので、他の仕事の場合がわかりませんが、
私はこれまでの生活で、相談されることや悩みを打ち明けられる事は多々あります。
もちろん、話題の度合いは人によって様々です。
だから、相談や悩みを打ち明けられるのは、普通の人でもあるだろうと思っていたのですが、
よくよく考えてみたら、相談や悩みは家族や知人にもできるけど、その人達ではなく第三者に
話してみたい!と思う場合、職業的にはお坊さんって、まだ安心感とか、信頼ってあるのかもしれない!
と、昨日思わされたのです。なるほど! 有難い気付きでした。
ということで、私の今後の活動内容に、「相談や悩みを聞くこと」を入れてみようと思いました。
そういえば、川越少年刑務所で教誨師やってますが、その場も「相談や悩みを聞くこと」なのです。
ただ、いきなり全く知らないのに、「相談や悩み」は話したくないですね。私のことを少し知ってもらって
この人だったら話してみようかな!?と思ってもらう事が始めになると思います。
ということは、まずは私の人間性を見てもらうことが第一ですね。その後、「相談や悩みを聞くこと」に
繋がってくるわけです。いくらお坊さんといえ、よく知らないお坊さんに、「相談や悩みを」話すことって
できるものなのでしょうか? どうなんだろう? ここら辺はよくわからないですね。
もっとも、話の内容によりけりだとは思うけど。