日記

築地とは

こんにちは 副住です。
最近続いておりますね。すみません。
実は、気付いた方が先にブログを書くことになっており、
最近は私がその機会がおおいだけです。
さて、昨日は西照寺さんに寄せていただきました。
調布市の仙川駅から歩いてすぐのところです。
前住職様とお会いでき、お話をさせていただいたところ、
西照寺さんは、調布の前には築地にお寺があったそうです。
築地には本願寺があります。
実は築地とは、もともと海であった場所です。
今の築地本願寺は江戸初期のころ、日本橋の浜町というところにあったのですが
1657年の明暦の大火という大火事で焼失しました。
そこで、再建しようと思っていた所に、江戸の将軍より、区画整理をする為
場所を移動しろ!と言われたそうです。
移動する先の場所は幕府が提供するとのことであったのですが、
その示された場所は・・・海であったというのです。
いじわるですね。
そこで、あわてたたくさんのご門徒(信者さん)が 海を埋め立てて地を築いてくださったのです。
それが築地なのです。築地を築いてくださったご門徒さんは大阪の佃島というところから出てこられた方々です。
だから、築地の向こう側には、その方々がご在住であり、確かその地名は佃島であったと思います。
築地に本願寺が移転すると、その周りにはたくさんのお寺が建ちました。
しかし、今度は関東大震災の時、一体が火災となり焼失しました。
そこで、今度は東京都が築地に市場を作りたいと言い出し、今の築地市場にあったたくさんのお寺を移動させたのです。
そのお寺の一つが、調布の西照寺さんであったというのです。
因みに、東松山の西照寺の住職の実家(延浄寺)も、築地にあったお寺なのです。
震災以後に調布に移転しましたが・・・
調布の西照寺さんの画像です。