日記

笑福亭松喬師匠 DVD 「お座参り」「お文さん」

おはようございます。副住です。
昨夕は築地本願寺において、総合研究所が関係する落語の会の上映会をいたしました。
2年ほど前、上方落語(大阪の)の噺家、笑福亭 松喬(6代目)師匠に築地本願寺で落語を行っていただきました。
落語は仏教から派生したもので、そのため、落語の内容には、仏教に因んだ話が多くあります。
そこで、総合研究所では、落語文化のなかに見る浄土真宗というテーマで落語の会を開催することとなったわけです。
落語の中から伺い知れる、当時の仏教に根付いた生活習慣や、風土というものを知るとともに、現代の私たちを見返してみるという狙いがあります。
初回の落語の会が開催されたのが、2年ほど前のこととなります。
この時の落語の噺家さんとして、お呼びしたのが 松喬師匠。
当時、松喬師匠は肝臓がんを患っておられ、入院されておられました。
しかし、落語は辞めなかったそうです。
当方のご依頼を快く受けてくださって、点滴を打ちながらの登壇でした。
まさに命がけの落語。(点滴はわからないように着物の内に隠されてましたが)
築地本願寺にて、お噺いただいた落語は「お座参り」「お文さん」の2つです。
この二つは長いこと、演じる噺家さんがおられず、埋もれていたものを 相愛大学教授の 釈撤宗(シャクテッシュウ)さんが再構築され
松喬師匠が演じることとなったわけです。
(釈さんは浄土真宗の僧侶であり、宗教学者であり、また落語に造形の深い先生)
松喬師匠は残念ながら、昨年7月末にお亡くなりになられました。
そこで、師匠の遺作となってしまった「お座参り」と「お文さん」の録画をしていたものを、上映会という形で上映させていただきました。
(松喬師匠のDVDが発売される予定もあるようです。そこに、上記2作も含められそうなお話もありました。定かではありませんが、幻の作として価値があります)
(因みに、「お文さん」はお弟子さんがた10名ほどがお噺されるまでになってきたそうです。「お座参り」はまだ未完の作で、師匠が苦労しながら演じるまでに整えてくださった作です)
昨夕は師匠の奥様も大阪よりご来場くださって、上映会の前に舞台で対談をしてくださいました。
師匠の性格や、落語に対する情熱などをお話くださいました。
とても有意義な会となりました。
さて、「お座参り」とは、浄土真宗のお寺で盛んな、法話の会を関西では法座と呼んだりします。そこに参った時の面白話が「お座参り」。
また、「お文さん」とは、これまた浄土真宗のお寺では蓮如上人がかかれた「ご文章」というものがあります。ご文章と呼ぶのは本願寺派。
これを大谷派では「お文さん」と呼びます。この「お文さん」は関西ではお馴染みであって、それが面白話となったものです。
上映会の全てが終了したのが21時半。そこから帰宅して自宅には23時頃到着しました。
さて、次回、落語の会は「浜離宮朝日ホール(小)」を借り 11月18日?に開催予定となっております。
テーマは「葬儀」です。
噺家さんには、柳家さん喬師匠にお越しくださるようお願いしております。
落語の後、通例となっておりますが、釈先生と研究所の職員が対談をします。今回は「葬儀」で演じられた落語を中心に、対談をします。
私が対談相手を引き受けさせていただくこととなっております。
すべて、予定ですが。
詳細が決まりましたが、またご案内させていただきます。

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