こんにちは 副住です。
今日は寒いですね。とても寒く感じます。
さて、仏教では経典の中で、仏教の世界観が説明されているのですが、
それが現代の世界観とは全く異なっており、想像することが難しいくらいなのです。
私は、仏教を学んでいた当時、これを理解するのに、かなり苦戦しました。
(今でもよくわかってない)
仏教が説かれ始めた当時は、今から2500年ほど前のことですので、
地球が丸いなんて、誰もしりませんでした。
きっとお釈迦様も海を見たことなかったのかもしれません。
そのような当時に、仏教の世界観がお経の中で確認できます。
世界は「こうなっている」的な世界観なわけです。
現代のあり方と全く違いますが、それはそれでいいのです。
世界観が違うからといって、仏教の教えに何ら影響ありません。
ただ、仏教の世界観って、不思議だな と思わされるのです。
例えば、この世界の中央には須弥山(シュミセンと読む)という高山が聳えています。
その周りには、東西南北の4つの大陸があり、さらにその果てに海があるのです。
私達、人間(仏教用語では衆生)は海に近い南エンブに住んでいるとされます。
写真でみると、真ん中の台みたいなのが、須弥山。
そのふもとのダンダンがある、さらにその下に地図がみえる場所が、私達人間が
住んでいる南エンブといわれる場所です。その外側には海がありますね。
さらに、この下(海中)には、大きな亀がいたり、どんどん下層にも何かがいるようです。
不思議な世界観ですよね。